意識することでは股関節を動かすことができない | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

金曜日は股関節をしっかり動かした。午後の女性クラスで足を重点的に行ったが、夜の股割り練習会ではそれ以上に足をトレーニングした。皆大変そうだったが、股関節の確認で軽く、滑らかに動かせる足に納得!

 

股割り動作は、シンプルな動作だがシンプルゆえに難しい。皆が同じ動作をしているはずが同じ動作にならない。これは股関節を外転、外旋、屈曲方向へ動かすとい

う基本動作以前の股関節の動きがままならないからだ。だから基本動作以前の股関節を動かすことができるようにトレーニングする。

 

股関節を意識さえすれば股関節を動かすことができるようになるのか?答えはNO。股関節を動かすことができなければ股関節を意識することはできない。まずは、股関節の感覚を厚くすること。そして、股関節の運動方向を知ること。その上で股関節をトレーニングすることが大切です。

 

初参加で難病と闘っている方は別メニューで足と股関節をつなげるトレーニングをした。不思議なもので股割り練習会に参加される方の目的は様々だが、皆やることは股関節のトレーニングなのだ。私は参加者のすべてが目的を達成できるよう心から願っている。

 

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