投球感覚とロッドをしならせる感覚、遠投・ロングキャスト(Long cast)練習 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

出張中でも暇さえあればキャスティング(casting)動作をイメージしている。何度もシュミレーションをし動作イメージが明確になっている。錘(ジグ)を20個はロストしただろうか新しくPEライン3号をリールに巻き直して練習へ。

 

この日は南風。風に向かってフルキャストするがたいして飛距離は出ない。最初は4メートルのロッドが長くて、重くて持て余していたが、キャスティングに慣れてきたからなのか、扱いやすくなってきた。

 

「投球動作みたいですね」といわれる。私もこれまでは錘(おもり)を遠くに運ぶか、ボールを遠くに運ぶか、の違いだから、きっと似ているのだろうと思っていた。しかし、ロッドにしなりを出すために始動のタイミング少し早くしてみて、よくよく私が投球動作が苦手だったことに気づく。そっれもそのはず、キャッチボールが上手な人もいれば苦手な人もいる。どのような動作感覚も人それぞれ。私は投球動作の上手な人が何をやっているのか、はじめてわかった気がする。バッティング練習に長竿を振るのがいいと聞いたことがあるが、ピッチングにも通ずるのだろう。

 

 

次の課題は、ウエイトシフト(腰の回転)と左肘の使い方。お天気になってほしい!