力みなく股関節をコントロールするための基本事項 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

先日、太平洋の洗礼を受けロッドの軌道を再確認、さらに不安定な足場を想定してキャスティング動作をコンパクトにして練っている。飛距離を意識しはじめてからというもの背中が日に日に活動を開始しているかのようだ。

 

ようやく名古屋も桜の花が満開だが、あいにくの天気でピンク色が生えない。しかし、気温があがっているせいか車も人も活発になっている。2月に足を骨折された患者さんのお宅へうかがうと庭の花がきれいに手入れされている。花が多い時期というのは体の中から何かがわきたちうきうきとする。

 

足のどこを骨折したのか?

腓骨の下端部。

1ヶ月の固定期間を経て足が眠っている。

リハビリは足の指先から歩行訓練へ。

動作はもちろんのこと気持ちが鬱から前向きに動きはじめて終了。

 

 

さて、夜は名古屋・またわり練習会。

初参加の方に股関節をコントロールするための基本事項を説明する。

 

1.股関節の位置

2.恥骨の接触

3.足底接地

4.胸鎖関節の位置

5.頭部の位置

6.肘頭の感覚

7.腕橈関節の位置

8.動きをコントロールするということ

 

 

体が硬いというのは、自分の体をコントロールできていない状態なのだが、体がやわらかいというのもフニャフニャで体をコントロールできていないことが多い。どのような体のやわらかさを目標にしているのかが大切だ。

 

動きの長けた人というのは、いとも簡単に股関節をコントロールし股割りができてしまう。私はそれをうらやましくも思うが、できないと向き合い過程を順に追っていく楽しさもあるのだと最近つくづく思う。動作を解析し、わからなかったことに気づき、上達していく。少し味を占めたかもしれない。

 

春になり新生活が始まる。皆さん、がんばってください!

 

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