今日は夏日を思わせるような暑さ、小学生の遠足はお天気に恵まれました。午後からは雑誌の取材。痛み知らず、老い知らず、やわらかい「腰」をつくるというテーマで骨盤と姿勢についてお話しさせていただきました。なんと、ボイスレコーダーが3台も。。。。
ホテルのロビーには真田丸。いよいよNHK大河ドラマも最終章ですね。毎週楽しみにしています。
さて、手術をしたけれども腰痛が完治しないという相談は多い。腰痛に関する情報が溢れ何が正しい情報でどの治療を受ければよいのかわからないまま受け身的な考え方で医療にかかられている方が多いのではないでしょうか。
腰椎椎間板ヘルニアの手術を2回、腰には2カ所の手術痕が残る。この痛みや痺れなどの症状の原因がヘルニアではなかったということが考えられます。本当に手術が必要な腰痛疾患というのは重大な病変のあるごく一部ということがわかっています。
正しい知識を得て積極的な考え方で腰痛を治すことが大切です。根本的な治療を考えている方は腰痛研究の第一人者・菊地臣一先生(福島県立医科大学理事長)の研究を参考にされるとよいと思います。
運動は、慢性腰痛にとって極めて有効で腰の手術を上回るほどの効果があることがわかっています。私は運動する習慣を身につけるとともに「運動の質」を高めることが大切だと考えています。いくら運動の効果が高いからといって無闇に運動量を増やしたり、運動の方法に無理があれば、継続するにも難しくなってしまいます。構造動作トレーニングは「運動の質」を高めるためのリハビリトレーニングなのです。