ストレッチをやりこんでもターンアウトはできません(アン・ドゥオール) | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

クラシックバレエでは、身体の柔軟性、怪我の予防、関節の可動域を高めるためにストレッチを欠かさないというダンサーも多い。
だが、長年バレエをみてきた指導者たちはいう。
「身体の柔軟性は増しても動きは良くなりません...」
ベテラン指導者たちは気づいている。


バレエ指導40~50年の先生の若い頃には「ストレッチ」という理論がなく、当時は「柔軟体操」といったそうだ。
ここでいう「ストレッチ」は静的ストレッチ、筋肉の伸張反射を抑えるためにゆっくりと筋肉を伸張する。
反動をつけて筋肉を伸張すると、急激に伸張反射が起こり、筋肉を傷つける恐れがある。
つまり、「ストレッチ」は安全であるということなのだろう。


しかし、ストレッチをやり込む程に、身体はやわらかく動けそうに見えるものの動きは一方通行になる。また、怪我の予防になるはずなのだが故障は絶えない。
そこには、「何故しなやかに踊れないのか?」という最も根本的な問いかけに応えないで、硬い筋肉がよくない、と思い込んだまま時間が止っている。

なぜ、筋肉は硬いのか?
ということを考えることができたなら「動き」に注目できるはず。
これは、バレエダンサーに限らず、スポーツ競技全般にいえる。
指導者の方には、しっかり「動き」を探求し、次世代のためにも「~ストレッチ」から脱却していただきたいと願う。

suyama


動きのフィジカルトレーニングを参考にしてください!