「強くなるための技アリの動作術」
第一回◎ボールあぐら
●稽古をする二つの目的
●簡単な自己紹介
●松聲館・甲野善紀先生との出会い
●構造動作トレーニングの中村考宏先生との出会い
◎ボールあぐら
◎ボールライディング
◎正座両手伸ばし
![「股関節が硬い」徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座-月刊秘伝12 中島章夫](https://stat.ameba.jp/user_images/20131118/09/eni4/53/b5/j/t02200331_0425064012752931929.jpg?caw=800)
月刊 秘伝 2013年 12月号 [雑誌]
![「股関節が硬い」徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座-月刊秘伝12 中島章夫](https://stat.ameba.jp/user_images/20131118/09/eni4/ac/ee/j/t02200331_0425064012752931928.jpg?caw=800)
「月刊秘伝」誌は、本当にマニアックな雑誌だと思います。
怪しいと思う人も少なくない、昔は私も疑っていました。
しかし、古武術の世界を見渡すようになって、その疑いはなくなりました。
古武術といっても甲野善紀先生と中島章夫先生の稽古ということになりますが、
私が柔道で経験したことのない「緻密で繊細な崩し」を知ったからです。
崩しというのは重心を移動させること。
私には重心を移動させるという認識が全くありませんでした。
私の崩しの認識は、
例えば、小内刈りをかけて、相手が前に出てくるところへ背負い投げに入る、
という感じ。
崩しの「く」の字もありませんでした。
研究熱心な選手なら引手はこの角度、釣手の使い方、足捌き、体捌きなどを駆使して崩すのでしょう。
相手が崩れやすい引手の角度というのを研究されているそうですから。
しかし、それはこちらの力によって相手をコントロールすることでしかなく、
柔よく剛を制すための崩しとはいえない。
ん~、説明が難しい。
中島先生による崩しは、
例えば、相手の肩に手を置くとする。
その手には重みがあり、手を置くということで相手との重心の位置関係がかわる。
(重心位置の変化があり、既に崩しがはじまっているということ)
その変化についていく(相手が崩れるまでついていく)。
と、こんな感じか?
私には、あまりにも繊細で緻密過ぎて簡単に習得できない。
私の筋肉に記憶されている力がしゃしゃりでてきて重心移動を止めててしまう。
相手がいてもいなくても普通に動くことを稽古します。
これが、本当に難しい。
中島先生は、このようなシンプルな崩しの仕組みを教えてくださいます。
武術の世界は広い。
本当に達人がいるなら、見てみたい!
全日本相撲選手権か全日本柔道選手権に出てくれたら、
それが分かりやすいと思う。
柔道家は化け物みたいな人たちばかりだかり。
刃牙の渋川剛気はやっぱり漫画の世界だけのおとぎ話なのか。