股関節/屈曲/関節可動域表示ならびに測定法/Neutral Zero Starting Posi | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

股関節の屈曲角度を測るとき、関節可動域表示ならびに測定法によると、
基本軸は体幹と平行に、移動軸は大腿骨(大転子と大腿骨顆の中心)、軸心は股関節(大転子)、骨盤を固定する、と記載されている。図では、仰臥位(背臥位)にて屈曲している。

関節可動城表示ならびに測定法というのは、

 「日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が制定する関節可動域表示ならびに測定法は,整形外科医,リハビリテーション医ばかりでなく,医療,福祉,行政その他の関連職種の人々をも含めて,関節可動域を共通の基盤で理解するためのものである。従って,実用的で分かりやすいことが重要であり,高い精度が要求される計測,特殊な臨床評価,詳細な研究のためにはそれぞれの目的に応じた測定方法を検討する必要がある。」

というものです。
それでは検討する。
股関節の屈曲可動域を測定するのに骨盤の位置を考慮する。

基本肢位は、Neutral Zero Methodを採用しているので,解剖学的肢位と一致する、Neutral Zero Starting Positionが基本肢位となっている。
Neutral Zero Methodとは、1936年CaveとRobertsによって発表されたNeutral Zero Starting Position採用。関節のすべての運動は、定義されたゼロの出発点の位置から測定されます。

骨盤が前傾或いは後傾ポジションでは屈曲或いは伸展からのスタートになってしまう。
ゼロの出発点ということなので骨盤立位を採用する。


「股関節が硬い」徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座-骨盤立位 えにし治療院


表示方法は、
股関節の可動域が屈曲位20°から70°であるならば,この表現は以下の2通りとなる。
(1)股関節の関節可動域は屈曲20°から70°(または屈曲20°~70°)
(2)股関節の関節可動域は屈曲は70°,伸展は-20°

問題なのは、基本軸をどこにとるか?
骨盤が立位なら問題ないのか。

ところで、日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が定めた、この関節可動域表示ならびに測定法には、体幹の前屈という項目がない!
(最新版にはあるのか!?最新版がありましたら教えて頂けると幸いです m_m)
それに類似するのが、胸腰部の前屈(屈曲)と後屈(伸展)なのだ。

しかも、軸心が第5腰椎棘突起...。

この可動域を計測する意味はなんだろう?
腰痛ヘルニアを誘発するぞ...)

では、検討する。
「Neutral Zero Starting Position、骨盤立位において、軸心は股関節(大転子)にて体幹の前屈(屈曲)を測定する。」

ヒップ・ジョイント(股関節)から体幹を前屈(屈曲)する方法を採用決定!

追伸:
胸腰部の屈曲(前屈)、伸展(後屈)
基本軸:仙骨後面
移動軸:第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線

が、あることを教えていただきました。m_ _m