比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~ -20ページ目

比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

東京大学で石井直方先生のもとダイエットや運動の研究をしながら活動するハイブリッドトレーナー比嘉一雄のブログです。研究と現場を繋げるようなハイブリットな男になりたいです!ダイエットに魔法はありません。でも近道はあります。えびすメソッドで賢く痩せましょう!




2015年 9月19日。
ラグビーワールドカップイングランド大会。
日本代表(以下:ジャパン)が南アフリカ(以下:南ア)に勝った。

泣いた。

この衝撃度合いは、ラグビーに関わったことがあればあるほど
強いのではないかと思う。


『「スポーツ史上最大の大番狂わせ」』

『「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリス人作家J.K.ローリング氏もツイッターで日本の歴史的勝利に「こんな話は書けない…」と脱帽した。』


そのような評価がネット上を踊った。


正直に、99%のラグビーファンは、どう贔屓目に見ても

「南アには勝てない。」

そう思っていたのではないかと思う。

次戦のスコットランド、それに続くサモア、アメリカ戦に向けて、
いかにいい状態を作るか。
言い換えれば、
うまくモチベーションを作って、ケガなく負けるか。

そのようなことを関係者でもないのに考えていたと思います。

試合を観てみて・・・

なぜ勝てたのかわからない。

確かに、全員モールはあった。

でも、見たことない作戦なんて、一つもなかった。

フィットネスを上げ、大きな相手をしっかり2人で止め、
ミスを最小にして、正確なキックで得点を積み重ねる。

そう、普通に勝ったように見える。

私は、科学至上主義である。

基本的にはエビデンスのないものはセッションに持ち込まないし、
教えたりもしない。

しかし、絶対に勝てないと思われたチームが、
大番狂わせなどほとんど怒らないスポーツ、
ラグビーで勝った。

試合を観ていて、そこには、

「今日は何か違う。」
「今日は行ってしまうんじゃないか。」


何かがあった。

何か。

勢い、流れ、雰囲気、風、ゾーン(超集中状態)
など言われ方は色々であるが、そこにはそれがあった。

80分間その「なにかの奇襲」だったのかもしれない。

それは非科学な何かなのか?
いや、非科学なものなど実はないと私は考えている。

では、それはなにか。
わたしは、未科学な何かだと考える。

科学が、知や理解、定義を広げていくものであるのならば、
それは、まだ、科学が到達できていないもの。

霊や怪奇現象、天災予知、占い、恋心などそんな世界の話なのかもしれない。
しかし、そこには疑いようのない現象が起こっている。



次の試合(23日スコットランド戦)も勝ってほしい。
科学の届かないなにかを味方に、普通に勝ってほしい。

スコットランドも、サモアもアメリカも格上だと思う。

広告代理店もPRも入っていない、
偉業・感動による広がり。
このまま、ラグビー人気が沸騰して欲しい。

この大会は重要だと思う。
2019年のラグーワールドカップのホスト国として、
ジャイアントキリングの国として迎えるのか、
ラグビー強豪国として迎えるのか。

熱烈に応援しています!!
頑張れジャパン!!
また泣きたいです!



【今日の一句】
南アはね SAじゃないよ RSA
リパブリックの Rなんだよ 


遅くなりましたが報告させていただきます。

7/22に技術評論社より、新刊

『効く筋肉が見える 筋トレ図鑑 
  ~自重トレーニングで30才の体を取り戻そう』


(1,382円)を発売させていただきました。



特徴としましては、動かしている筋肉を意識しやすいように、
CGによって動かしている筋肉が見えるようになっていることです。

頑張って作りました!
どうぞよろしくお願いいたします!




【今日の一句】
意識する 筋肉見えたら いいのにな
あったらいいなが 出たみたいだよ
 


「塩分の摂り過ぎには気をつけて。」

そういう風によく言われますが、
そもそも塩分の摂り過ぎはなんで悪いの?
塩自体は、カロリーもないし...

なんで?

では、簡単にではありますが、説明しましょう。

塩、塩分を摂取し過ぎると、
まず、高血圧の直接的な原因になります。

これは以前のブログも書いたので興味のある方は読んでください。
(http://ameblo.jp/enhance-enhance/entry-10552514526.html)

その他、詳細は割愛させていただきますが、
ナトリウム排出に尽力する腎臓の疾患
水分量増加に伴うむくみの原因にもなります。


「でもでも・・・摂り過ぎないように!って言うけど、どのくらいならいいの?」

成分表示に「塩分」なんて書いてないじゃない!
そう思う方も多いと思います。

成分表示には、

エネルギー
炭水化物
脂質
タンパク質
ナトリウム


を記載するという一定の決まりがあります。

そのうちのナトリウムに2.54をかけたものが塩分量になります。

たとえば、味噌汁一杯だと約600mg

なぜ2.54か?

塩(NaCl)の分子量はNa(ナトリウム)が23
Cl(塩素)が35.5だから、
NaとCl合わせて58.5。
58.5/23=2.54だからです。


ちなみに、どのくらいまで塩分を摂取していいかというと、
厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」の中で、
以前は1日あたりの食塩摂取量の目標値として、
【男性で10g未満、女性で8g未満】となっていたのですが、
2010年版においては食塩摂取量の目標値が

【男性で9g未満、女性で7.5g未満】

というようにより厳しく改訂されたのです。

しかし、現在、日本人の一日の平均塩消費量は

12.2g

と世界一です。だいぶ減らさないといけないですね。


目標、男性9g、女性7.5kg以下ということは、

男性
9000/2.54=3543.3


女性
7500/2.54=2950


男性は3500mgまで、女性は3000mgまで
ナトリウムを摂取できるということです。

味噌汁だと5杯までということですね。


【今日の一句】
しょっぱいね 涙も塩分 たっぷりだ