怪我?筋痛? | 比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

東京大学で石井直方先生のもとダイエットや運動の研究をしながら活動するハイブリッドトレーナー比嘉一雄のブログです。研究と現場を繋げるようなハイブリットな男になりたいです!ダイエットに魔法はありません。でも近道はあります。えびすメソッドで賢く痩せましょう!



こんにちは!

「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です!


トレーニングをしていて、その翌日、筋肉痛になったと喜んでいると
5日くらいたっても筋肉痛が消えない。そんなことありませんか。

その場合、筋肉の細胞が損傷しただけでなく、
筋肉を包んでいる膜や、腱や靭帯が損傷し、
それによって筋肉痛のような感じになることもある。
それは、膜や腱などの結合組織の損傷によっても、
痛み物質である「ヒスタミン」「プロスタグランジン」などは損傷部位で放出されるので、
トレーニングした部位に筋肉痛のような痛みがでるのです。
筋肉痛になったからと、「すごくいいトレーニングができたー」
と思うのは早合
ということもあるのです。

筋の修復は、他の器官と比べ非常に早く、ほとんどの場合、
トレーニングによる微細な筋損傷は3-4日もあれば完全に戻ります。
それ以上ともなると、結合組織の損傷を疑ってもいいかもしれない。
結合組織の損傷は、そのほとんどが強く引っ張られることで、起こります。
(動かせるものではないので当然ですが)

それを抑えるには、
軽い負荷で全可動域でウォーミングアップをしておくとが重要になってきます。

ウォーミングアップの目的は、身体の体温を上昇させておくことによる
酵素の活性化と、並列弾性要素の可塑性を高めることにありますからね。
筋肉と違って、結合組織の痛みは長期に渡りますので、非常に厄介です。


皆様もしっかりとした準備体操をしましょう!

次回は、最近発表されたセンセーショナルな内容の論文を紹介いたします。

【今日の一句】

電通に 入ることより 筋痛に
なりたい僕は もう世捨て人

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