英語が話せない事に引け目を感じる事はないのですよね〜 | オーストラリアで英語漬けの日々。

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今オーストラリアで留学中です。ボランティアを通じての英語のブラッシュアップも計っています。TOEIC 935点/ Cambridge FCE/ IELTS Overall Band 6取得。留学手配全部自分でしたのでオーストラリア留学興味ある方お気軽にコメ下さい。

日本人の方、また他の国の方でもままあることなんですが。
英語が話せない事が引け目になる事があるんですよね。
でも私たちすでに母国語を話せているので、
引け目を感じることはないと思います。
英語は第2言語ですから。
発音が悪い、というより言語の癖が出るのは当然です。
英語圏の人が日本語を話せば、発音の違いで通じない事は良くあります。

うちの兄はもうイギリスに21年も住んでますが、
(それも奥さんスペイン人でしたし、職場環境も英語でした。)
発音はいまだに良いとは言えませんガーン
でも、主張がはっきりしていて、声が大きいので、全く問題はありません。

特に日本の人は完璧主義で、いきなりネイティブみたいに話したいと頑張る方が多い気がします。
こちらへ来たら、みんな母国語の訛がある英語で話すのは普通だし、
通じなくても押し通すくらいの気迫があります。

もちろん、完璧に話せるようになってからと頑張って、そうする事は大事ですけれども。
でもそこに拘って、それが英語を使う事へのコンプレックスになってしまうのは、
本末転倒って感じがします。

私が貿易会社で海外とやりとしていて、日本語と海外と交渉する間に起るのは、
どちらかというと文化的な問題。
日本人は、ことに結論が否定の場合、答えをぼかしてする事が、文化的にあります。
「検討します」とかですね。
それをそのまま海外の方へ訳して送ると、何を言ってるのか分からないわ!って言われます。
この間も、Skypeで、台湾人の方から、日本の取引先が何を言っているのか分からないから教えてってコメントが来ました。私が一読した所ですが、どうも結論としては断りの内容でした。
それを他の説明をくっつけて長く、そして結論としては今後取引無しという事がぼかされている。
その「空気」が海外では分かってもらえない。

こと物事が否定の場合、断りが丁寧すぎて、それを全部説明しようとしたら、
いくら英語ができても、「わからないわ」と言われてしまうと思います。

一番肝心なのは、是非がどうでも、YesかNoを直線的に言う事。
そこが大事な感じがします。

発音に拘る人多いですが、それは発音はいいに越した事はないです。
でも、発音よりも大事なのは、自分が何を言いたいかという事。
日本人は、こここそが弱い感じがします。
英語がうまくなくても、言ってる事がしっかりしていると、
相手も、およっ、こいつ面白い事言うなって聞いてくれます。

英語の勉強は中学までの基本的な事でいいし、沢山お金をかけなくてもできると思います。
それよりも、自分がどう生きて行きたい、そして何を言いたいのかをしっかり持つ事が
国際人としては大事かなあと思います。