とことん落ちる前にできる、たったひとつのこと | 心身を磨くオンライン英語コーチング

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時間がなくても効率最重視で効果の出る英語学習法を、英語通訳・翻訳者 本田紀子がプライベート形式でマンツーマン指導します。自分を見つめて生き方ごと変えていくサポートが得意です。

スキルがあろうがキャリアがあろうが人は転落し、絶望的な貧困から抜け出せなくなるー

 

内容だけでなく、

ページ構成が読ませるのか、編集が上手いのか、

このシリーズの記事を何本か読んでいるうちに、

思わず

 

「もう明日は我が身よ・・・」

 

みたいな気持ちになってしまうほど。

あまりにも”普通”の境遇から女性たちがアクロバティックに転落していく・・・。

 

 

 

一流大卒「官僚の元妻」が貧困に苦しむワケ

15年前の離婚を機に転落が始まった

https://toyokeizai.net/articles/-/172734

 

風俗で18年働く「早稲田卒」41歳母の深い苦悩

息子の学費捻出のため、休みは1日もない

https://toyokeizai.net/articles/-/218690


 

東洋経済オンライン「貧困に喘ぐ女性の現実」

https://toyokeizai.net/category/hinkon

 

 

 

 

 

 

気を取り直して。いつかの九州の朝日。

 

 

 

 

 

それにしてもなぜなんだ、と考えていました。

 

自己責任と言ってしまえばそこで思考は止まります。

無知だから、情報力がないから?

行動力が足りないから?

でも、万人があらゆる情報で知識武装しているわけでもないし、

ここに描かれている人たちよりも、もっと控えめなスキルとキャリアで充分安泰に暮らしている人がたくさんいる。

 

転落するかしないか、たった1つの分かれ道は、

にっちもさっちもいかなくなるまでに、たった一人でもいい、

ギリギリ持ちこたえるきっかけとなる人に出会えるかどうか。

その機を掴んだら、しぶとく地道に行動し続けられるかどうか。

 

 

 

 

 

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以前、「青少年期にホームレスだった」という、それでもまだ20代そこそこの人にお仕事を間接的に手伝ってもらったことがありました。

その人を雇用した方は、「若いのに這い上がってきたガッツがある」みたいなところを見込んで雇ったようだったけれど、

その青年は雇われるやいなや、あっという間に秘密裏に職場の合鍵を作り、

夜な夜な売上金を失敬し、

それでも、雇った側の武士の情けか、それとも労働基準法に守られたのか、

数ヶ月もの間フルに月給を受け取って去って行きました。

 

 

 

その一部始終をそばで見ていて、つくづく思いました。

子供みたいな若さでホームレスになる。その前に助けてくれる大人が身の回りにいたかどうか。

もっと言えば、大人でも子供でも、

困ったときに、困っていますと腹を割って人を頼ってコミュニケーションできるか。

頼れる人がいなくても、目の前の人に突っぱねられても、

次の人を探すしぶとさ(と、もしかしたら愛嬌)があるか・・・。

 

 

貧困には真正面から真摯に取り組んでおられる方々がいらっしゃるので、

私が外野から稚拙な推測をするのはこれくらいにして、

身の回りを眺めてつらつらと考えていました。

 

 

 

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貧困女性の記事をスルーしないでどうしていろいろ考えるかというと、

私自身が就活を去年やってみて、現実を肌で感じ、

身をもって今の厳しさを実感してまだ1年も経っていないから。

たまたま私は環境的に選択の余地に恵まれていて、

就職することなく、フリーランスでやっているけれど。

個人事業主アラフォーが英語だけを武器に就活してみて考えた

 

本当に、現実は厳しいと思う。

介護や子育て、病気など、不利な条件があると女性はすぐに行き詰まってしまう。賃金も性差が大きい。

だから人ごとじゃないです。

 

また、いま貧困ではなくとも、私自身が困ったときに「いざという時の頼れる繋がり」に何度も気持ちを救われているから。

「日本残酷物語」の読み過ぎもあるかもしれないけれど)

 

 

 

 

 

どうやら、スキルもキャリアも、巡り合わせに恵まれなければ一銭も生み出さない場合がある。

特に、こんなにもGoogle先生やYoutubeが充実し、人工知能が身近になるにつれ、

いち個人の「スキル」や「キャリア」は、それを過去の栄光にしてすがりつけばすがりつくほど、歯車が一度でも狂えば明日の収入をもたらさない。

 

 

でも。

孤独でさえなければ、貧困のドツボにハマるまでになんとかどこかで右左折できるのではないか。

人付き合いを遮断しさえしなければ、ほうぼうでゆるく繋がっていること自体が、人工知能時代となる老齢期の財産になるー。

 

 

 

 

そして、同じサイトの別シリーズから、「これは救いよね~」とホッとしたケースをリンクしておきます。

 

ゲイの父親とパートナーが教えてくれたこと

孫の卒業式で泣く「おじいちゃんズ」の愛情

https://toyokeizai.net/articles/-/201410

 

この記事の3ページ目は思わず笑い泣きです。

 

 

 

 

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私にはこの先こういう風に生きていきたいな、と描いている展望があります。

それがどうやったら叶うのかは分からないけれど、

熟れた果物が手の中に落ちてくるように、アヒムサ(非暴力)的にそうなっていくよう、いつも思い描いている。

そして行動していく。

 

それには変化もリスクもきっと付きもので、

だとすればこの貧困女性シリーズも

「まさかとは思うけど明日は我が身」と感じてみたりするのです。

 

でも、たとえどんなビジョンがあってもなくても、

今日と同じ明日が続く保証はどこにもなく、

ただ確率の高い奇跡が繰り返されているのがこの日常です。

 

その中で、志を同じくする人や縁ある人たちと深く深く繋がって、

自分の内側をもっと「誰のフリ」も「期待」もせずに等身大で見つめて、

今生での「生きる目的」を模索しながら、どうにかそれを果たせないものかと、

未熟で間違いだらけなんだけど、堂々巡りみたいな歩みでも1ミリずつ。

 

縁ある方々と、不思議な巡り合わせで出会いながら、これまでもこれからも。

 

まさに縁ある方からメッセージをいただいて、

このところ考えていたことや、忘れかけていたことが一気に引き寄った感覚があり、

少しでもそれが具体化に近づくようにと、思いのままブログにしました。

 

 

 

これからも、私なりに「やっていきたいことと、やめてみること」を少しずつ書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

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Karma WS ∞ 生きる力を高める食の選択 スーパーフード・キャンディバー編

 

 

 

 

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