英語の諺 「than」編 33 ~ 61
(「than」と「better」を含む諺)33 A live dog is better than a dead lion.日本語訳死んだライオンより生きている犬が良い。日本の諺としては、「死んで花実が咲くものか」や「命あってのものだね」があります。標記の諺において、「lion」が「偉大な人物」、「dog」が「普通の人」の象徴として登場しています。要は、生きていれば、何かを為すチャンスが残っているので、命を粗末にしないようにという意味になります。「A live dog」ではなく、「A living dog」でも良いようです。標記と同様に「dog」と「lion」の両方を含む別の諺として、「Better be the head of a dog than the tail of a lion.」(ライオンの尻尾より犬の頭の方が良い)があり、こちらの方が有名でしょう。34 A near friend is better than a far-dwelling kinsman.日本語訳遠くに住んでいる血縁者より近くの友達の方が良い。日本の諺としては、「遠くの親類より近くの他人」が対応しています。標記と日本の諺との違いは、「friend」を「他人」としている点です。「親戚」と「他人」を対比させるためだと思われます。因みに、あまり目にしない「kinsman」は古語で「男性の血縁者」を意味しています。洋の東西を問わず、人間関係の原則は同じということでしょうか。「near」を含む諺として、「The sparrows near the school sing the primer.」(学校の近くのスズメは初級教科書をさえずる/山門の小僧習わぬ経を読む)があります。35 Better an egg today than a hen tomorrow.日本語訳明日の一羽の牝鶏より今日の卵一つの方がよい。日本の諺としては、「明日の百より今日の五十」が対応しています。逆の価値観もありますが、過半数の人は標記のように堅実な考え方をしているようです。同じ意味の諺として、日本の諺の翻訳ともいえる「Take today's fifty instead of tomorrow's hundred.」(明日の100の代わりに今日の50を取れ)、また、「A bird in the hand is worth two in the bush.」(手の中にある一羽の鳥は、藪の中の二羽の鳥の価値がある)があります。因みに、「bird」を雄雌わけて話す場合は、雄が「cock」、雌が「hen」になります。「egg」を含み、リスク分散の原理を説いた諺として、「Don't put all your eggs in one basket.」(あなたのすべての卵を一つの籠に入れてはいけない)があります。36 Better be alone than bad company.日本語訳悪い仲間といるより独りの方が良い。日本の諺としては、「朱に交われば赤くなる」に通じるものがあります。人は付きあっている仲間に影響を受けるので、悪い仲間とは距離を取った方がいいということです。「company」を含む諺として、「A man is known by the company he keeps.」(男は彼が保持している仲間によって知られる)、「It is good to have company in trouble.」(困ったときは仲間がいると良い)があります。「alone」を含む諺として、「It is a good ill that comes alone.」(単独で来る病気・不幸は良い病気・不幸である)、「Misfortunes seldom come alone.」(不幸はほとんど単独では来ない)などがあります。37 Better be first in the village than second at Rome.日本語訳ローマで2番より村で1番がいい。日本の諺としては、「鶏口となるも牛後となるなかれ」が対応しています。標記と同じ意味で、より一般的な諺として、「 Better be the head of a dog than the tail of a lion.」(ライオンの尻尾より犬の頭の方がいい)があります。因みに、「Rome」が登場する別の諺として、「When in Rome do as the Romans do.」(ローマではローマ人のするようにせよ/郷に入れば郷に従え)、「All roads lead to Rome.」(すべての道はローマに通ず)、「Rome was not built in a day.」(ローマは一日にしてならず))があります。38 Better be single than ill married.日本語訳悪い結婚より独身がいい。日本には、「独身貴族」などのように、独身を礼賛する言葉はありますが、ピッタリな諺は見当たりません。「結婚」をテーマにした諺は少なくありませんが、賛否相半ばしていて、若干ネガティブな方が多いでしょうか。因みに、結婚の意味を総合的に表現している、「Marriage halves our griefs, doubles our joys, and quadruples our expenses.」 (結婚は悲しみを半分にし、喜びを2倍にし、出費を4倍にする)という諺があります。「single」を含む諺として、「Even the longest journey begins with a single step.」(最長の旅でさえ一歩から始まる)があります。39 Better be the head of a dog than the tail of a lion.日本語訳ライオンの尻尾であるより、犬の頭である方がいい。日本の諺では、故事成語である「鶏口牛後」、あるいは「鶏口となるも牛後となるなかれ」に対応しています。大きな組織の単なる一員でいるか、小さな組織でもリーダーでいるか、人生観の違いです。大きな組織は、社会的な評価も、存続の継続性も担保されています。その代わり、自分の意見や意思が反映されにくい。小さな組織は、社会的評価は低く、安定性は欠けますが、リーダーであれば、決定する喜びがあります。「head」を含む別の諺として、「A still tongue makes a wise head.」(静かな舌は賢い頭を作る)、「Two heads are better than one.」(二つの頭の方が一つより良い)などがあります。40 Better be the tail of lions than the head of foxes.日本語訳キツネの頭よりライオンの尻尾の方が良い。日本の諺としては、「寄らば大樹の陰」ふぁ近いでしょうか。これは価値観の問題ですが、一般的な諺としては、日本の場合、「鶏口牛後」=「鶏の口になるも牛後となるなかれ」が推奨されいぇいます。英語の諺の場合も、「Better be the head of a dog than the tail of a lion.」(犬の頭の方がライオンの尻尾よりも良い)が知られています。標記は、この考え方を逆にしたものろ言えます。なおかつ、「dog」を「fox」に変更しています。「fox」を含む諺として、「A fox is not caught twice in the same snare.」(キツネは同じ罠には二度はかからない)があります。41 Better bend than break.日本語訳折れるより曲がる方がいい。日本の諺としては、「風に柳」が近いでしょうか。標記の諺の状況は、嵐の中の木々の中で、幹や枝が折れてしまうものも、撓って受け流しているものもあり、後者の方が良いということです。「風に柳」は、まさに撓って、巧みに受け流している「bend」のケースと言えます。なお、「柳に風」と、逆バージョンも同じ意味になります。「break」を含む諺として。「Hard words break no bones.」(きつい言葉は骨を砕かない)、「If it were not for hope, the heart would break.」(もし希望がなかったら、心は壊れてしまうだろう)、「Ignorance of the law is no excuse for breaking it.」(その法律を知らないことは違法の言い訳にならない)なおがあります。42 Better have meat than fine clothes.日本語訳美しい服よりも肉が良い。日本の諺としては、「花より団子」が対応しています。標記の諺中の「meat」は、現在では「肉」としか理解されていませんが、古い時代、聖書などでは、「食べ物全般」を意味していました。因みに、「花より団子」には「Dumplings rather than flowers.」という直訳のような諺が存在しています。この「ダンプリング」は欧米の料理における団子ですが、日本や中国のものに対してもこの言葉が使われます。「meat」と「cloth」の両方を含む諺として、「Meat and cloth makes the man.」(食料と服装が人を作る/食住足りて礼節を知る)があります。43 Better late than never.日本語訳遅れてもないよりまし。日本の諺にはピッタリなものは見当たりませんが、リアクションがないことを責める「梨の礫(なしのつぶて)」という常套句があります。標記は、様々な状況に使用可能な表現ですが、とりわけ謝罪に関しては、言いそびれたままにしないで、遅れても謝罪すべきでしょう。因みに、「梨の礫(なしのつぶて)」は、礫(投げられた小石)が行ったきりで戻らないことから、「戻らないこと」を意味し、「梨」は「無し」の語呂合わせのようです。「late」を含む諺として、「Repentance comes too late.」(公開は遅すぎてから来る、「It is too late to shut the stable door after the horse has bolted.」(馬が飛び出てから馬小屋の扉を閉めても遅い)、「It is never too late to mend.」(直すのに遅すぎるということはない)などがあります。44 Better safe than sorry.日本語訳嘆くより安全な方が良い。日本の常套句としては、「安全第一」、諺としては、「 君子危うきに近寄らず 」が対応しています。日本語訳に補足すると、「後で嘆くより最初から安全にしておけ」ということになります。標記は最も省略された表現であり、必要な言葉を補うと、「It is better to be safe than sorry.」 となります。その中間としては「 Better be safe than sorry.」があります。「safe」の名詞形「safety」を含む諺として、There is safety in numbers.」(数には安全がある/寄らば大樹の陰)、「Safety lies in the middle course.」(安全は中央のコースにある)などがありあmす。45 Better the foot slip than the tongue.日本語訳舌を滑らせるより足を滑らせた方が良い。日本の諺としては「口は禍のもと」があります。標記の諺は、「足を滑らせること」と「舌を滑らせること」を対比して、後者の方がより良くないと主張しています。「舌を滑らせる」とは、不用意な発言や陰口を口にしてしまうことであり、その結果、自分自身を窮地に追い込むことになります。「foot」を「feet」に代えてもいいようです。「tougue」を含むk諺として、「A still tongue makes a wise head.」(静かな舌は賢い頭を作る)、「The eyes are as eloquent as the tongue.」(目は舌と同じくらい雄弁である)などがあります。46 Better to ask the way than go astray.日本語訳迷子になるより、道を尋ねた方がいい。日本の諺、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」に対応します。標記の諺は、具体的に道を聞くことを意味していますが、日本の諺は、必ずしも道ではなく、様々な分野の知識に関することに使うことができます。「astray」は「道に迷って・道を踏みはずして」という意味で、「go astray」で「道に迷う」という意味になります。「asku」を含み標記とほぼ同じ意味になる諺として、「Nothing is lost for asking.」(尋ねることによtって失うものはない)、「It never hurts to ask.」(尋ねることはあなたを傷つけない)があります。また、「ask」を含む別の諺として、「One ill word asks another.」(一つの悪い言葉は他の悪い言葉を求める/売り言葉に買い言葉)があります。47 Better to have than wish.日本語訳持ちたいと願うより現に持っている方が良い。日本の諺としては、「足るを知る」に近いでしょうか。ただし、「 A contented mind is a perpetual feast.」 (満足は、永久のご馳走である。)の方がより対応しています。説明するまでもなく、「hope」に対して「wish」は実現性が低いことを願う感があります。英語の別の諺として、「One bird in the hands is worth two in the bush.」(手の中の1羽の鳥は藪の中の2羽に値する)があります。「wish」を含む諺著して、「I wish I were a bird.」(鳥であったらなあ)、「Many kiss the hand they wish to cut off.」(手への沢山のキスは切り落とすことを望んでいる/口に蜜あり、腹に剣あり)があります。48 Bread is better than the songs of birds.日本語訳パンは鳥の歌より良い。日本の諺としては、「花より団子」が対応しています。要するに、標記も日本の諺も、高尚で精神的な満足よりも、実利のあるものが欲しいという本音を吐露した表現と言えます。近い意味の諺として、「Better have meat than fine clothes.」(美しい服よりも肉の方が良い)、「Pudding before praise.」(賞賛の前のプディング)があります。「bread」を含む諺として、「To the hungry no bread is bad.」(空腹な人にはまずいパンはない)、「The bread never falls but on its buttered side.」(パンはバターを塗った面でしか落ちない)、「Don't quarrel with your bread and butter.」(飯の種と喧嘩するな)などがあります。49 Creditors have better memories than debtors.日本語訳貸し手は借り手より良い記憶力を、持っている。日本の諺に対応するものは見当たりません。評記は、18世紀のアメリカの科学者・哲学者ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)の言葉とされています。お金の貸し借りは、大きな関心事であり、「Lend your money and lose your friend.」(あなたの金を貸して友を失え)や、「Short reckonings make long friends.」(短い清算が長い友を作る)などの諺もあります。「memory」を含む諺として、「Liars should have good memories.」(嘘つきは良い記憶力が必要である)、「Writing destroy the memory.」(書くことは記憶を壊す)があります。50 Example is better than precept.日本語訳例は教えより良い。日本の諺としては、「論より証拠」に近いでしょうか。神父・牧師・教師のありがたい教えや法律の条文は、多くの事象を包含するため、かなり抽象的なものになりがちです。「例えばこういうことですよ」という具体的な例を出してもらった方が理解できるわけです。「Example」と「precept」の両方を含み、標記とほぼ同じ意味の諺として、「Examples teach more than precepts.」(実例は説教よりも多くを教える)があります。また、標記の諺よりもレトリックが効いている「An ounce of practice is worth a pound of precept.」という諺もあります。51 Half a loaf is better than none.日本語訳食パン半分でもないよりまし。日本の諺の「足るを知る」に通じるところがあると思います。標記は、パンを引き合いに出していますが、普遍的な諺として「Something is better than nothing.」(何かある方が何もないより良い)があります。標記の諺の最後の「none」は「nothing」や「no bread」でもいいようです。因みに、「loaf」の古い意味として「頭・頭脳」があり、「Use your loaf.」で、「あなたの頭を使え/よく考えろ」という意味になります。「none」を含む諺として、「One of these days is none of these days.」(近いうちの一日は近いうちにはない)、「None but the brave deserves the fair.」(勇者のみが美女に値する)などがありあmす。52 Health is better than wealth.日本語訳健康は富に勝る。日本の諺としてはピッタリのものは見当たりません。まあ、「亭主元気で留守がいい」という、思わず笑ってしまう諺はあります。「health」が含まれる他の諺としては「Health is first.」(健康が一番)や「Health is not valued till sickness comes.」(病気が来るまで健康の価値は計れない)などがあります。「wealth」を含む諺として、標記の諺に「A good wife」を加えた、「A good wife and health is a man's best wealth.」(良い妻と健康が男の最高の富である)、「Little wealth, little care.」(財産が少なく、心配も少なく)があります。蛇足ですが、「Health is the best wealth.」もありですね。53 It is better to give than toreceive.日本語訳受け取るより与える方が良い。日本にも同じ考え方はあると思いますが、諺としてはピッタリのものは見当たりません。標記の諺のルーツは新約聖書にイエスの言葉として引用されています。その現代英語版は「It is more blessed to give than to receive.」というものです。持てる者は持たざる者へ寄付する文化、あるいは価値観はキリスト教と関係しているようです。「give」を含む諺として、「Black cows give white milk.」(黒い牛が白いミルクを与えり)、「Despair gives courage to a coward.」(絶望が臆病者に勇気を与える)などがあります。54 It is better to travel hopefully than to arrive.日本語訳到着してしまうより、楽しい道中が良い。日本の諺にも、「かわいい子には旅をさせろ」、「旅は道連れ、世は情け」など、「旅」に関する諺は少なくありませんが、標記にピッタリなものは見当たりません。確かに、旅の本来の目的はまさに目的地に到着することですが、途中での景色や人との出会いも捨てたものではありません。時には、到着してしまって気が抜けてしまうこともあるでしょう。「travel」を含む諺として、「Bad news travels fast.」(悪いニュースは速く旅する/悪事千里を走る)、「He travels fastest who travels alone.」(独りで旅する人が最も速く旅する)、Travel broadens the mind.」旅は心を広くする)などがあります。55 Lean liberty is better than fat slavery.日本語訳痩せた自由は太った隷属よりましである。日本の諺でピッタリなものは見当たりません。要するに、物理的・経済的に恵まれていても、「自由」がなければならないという考え方を意味しています。「自由」という概念は欧米の歴史の中で育まれたもので、日本では希薄なのかも知れません。因みに、アメリカの独立100年の記念として、フランスから送られたのが、「自由の女神」(the Statue of Liberty)です。「liberty」を含む諺として、「Too much liberty spoils all.」(あまりにも大きな自由はすべてを損ねる)、「Liberty is a jewel.」(自由は一つの宝石である)、「Liberty is not licence.」(自由は免許ではない)などがあります。56 One eyewitness is better than ten hearsays.日本語訳一人の目撃者は10人の伝聞証人に勝る。日本の諺としては、「百聞は一見に如かず。」が極めて近いと思われます。標記の諺と同様の意味の諺は「Seeing is believing.」、「One picture is worth ten thousand words.」、「 A picture is worth a thousand of words.」など数多くあります。「ten」を含む諺として、「When you get angry, count ten .」(怒ったら、10数えろ)、「Ten years is ample.」(10年は十分でぁる/10年一昔)があります。57 Prevention is better than cure.日本語訳予防は治療より良い。日本の諺としては、「転ばぬ先の杖」が近いかも知れません。標記は健康に関しての教訓ですが、比喩としては、「転ばぬ先の杖」も同様に使えます。標記のロングバージョンとして、「An ounce of prevention is worth a pound of cure.」(1オンスの予防は1ポンド治療の価値がある)、また、「prevent」を含む別の諺として、「Good watch prevents misfortune.」(良い注意が不幸を防げる)があります。「cure」を含む諺として、「Love can cure anything.」(愛は何でも治療することができる)、「No herb will cure love.」(恋につける薬はない)などがあります。58 Sleep is better than medicine.日本語訳睡眠は薬に勝る。日本の諺には、「寝る子は育つ」がありますが、「睡眠が健康によい」とする諺はありません。睡眠と健康に関する英語の諺としては、「Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy and wise.」(早寝早起きは男を健康に、裕福に、賢くする)や「Best doctors are Dr. Diet. Dr. Quiet, and Dr. Merryman.」(最高の医者は、摂食、安静、笑いである)があります。「medicine」を含む諺として、「Good medicine tastes bitter to the mouth.」(良薬口に苦し)、「Unpleasant advice is a good medicine.」(嬉しくない助言は良い薬である)、「No medicine for fear.」(恐怖のための薬はない)などがあります。59 Something is better than nothing.日本語訳何かはないよりも良い。日本の諺としては、「足るを知る」が近いでしょうか。平たく言えば、「何もないより何かはある方がまし」ということです。標記は普遍的で抽象的ですが、少し具体的な諺として、「Half a loaf is better than none.」(食パン半分でもないよりまし)があります。因みに、諺とは言えないかも知れませんが、「足るを知る」には、「This is enough.」や「Know enough.」という表現があるます。「something」を含む諺として、「Save something for a rainy day.」(雨の日のために何かを蓄えろ)、「Keep something for the sore foot .」(痛い足のために何かを蓄えろ/転ばぬ先の杖)などがあります。60 Sometimes the lee is better than the wine.日本語訳時には、ワインよりも澱(おり)の方が良い。日本の諺としては、「残り物には福がある」が対応しています。「残り物~」は浄瑠璃や浮世草子の台詞に由来し、早い者勝ちを戒めたり、敗者を慰めたりする際に使われます。標記の内容に関しては、ワイン通でないとわかりませんが、例外的な真理を語っているのかも知れません。同じ意味の諺として、「Last but not least.」(つまらない物ではない最後のもの)があります。「wine」を含む諺として、「Do not put new wine into old bottles.」(新しいワインを振るいボトルに入れるな)、「Good wine makes good blood.」(良いワインは良い血を作る/酒は百薬の長)、「In wine there is truth.」(ワインの中に真実がある)などがあります。61 Two heads are better than one.日本語訳二つの頭は一つの頭より良い。日本の諺ではもう一つ増えていますが、「三人寄れば文殊の知恵」が対応しています。説明するまでもなく、一人より二人の方が、倍とはいかないにしても、知識とアイディアは多くなります。特にアイディアは、相乗効果が出てくる可能性もあります。因みに、日本では三人を評価していますが、英語圏では「Two is company, but three is a crowd.」(二人は仲間、三人は群衆)という考えもあるようです。因みに、蛇足ですが、「Two heads are better than one even if the one's a sheep's.」という変化形もあります。「head」を含む諺として、「Better be the head of a dog than the tail of a lion.」(犬の頭の方がライオンの尻尾よりも良い)、「Better be the tail of lions than the head of foxes.」(キツネの頭よりライオンの尻尾の方が良い)という正反対のものがあります。