今日は「トイレのドア」をまとめたいと思います。
「トイレのドア」は普段あまり意識しないことですが、考えてみると日本と海外では違いがあると言えそうです。
日本の家では普通トイレのドアは開いているでしょうか?それとも閉まっているでしょうか?使っているときに開いていたらそれは困りますが、基本的に使っていてもいなくてもドアが閉まっているのが通常かと思います。
でも海外では違う場合があります。ロンドンのフラットでは使っていない場合は開いているのが通常でした。慣れているとこれが普通と思ってましたが、日本と比べてみるとこれは違いますね。
日本ではなぜトイレのドアは閉まっているのでしょうか?普通に考えるとニオイや湿気などが気になることが理由として上げられますね。
でも根本的に問題なのはドアの作りです。日本ではそもそもドアは外側に開く作りになっていると思います。つまりドアを開けておくとそこが通れなくなったり邪魔になってしまいます。大きな家だとこういうことはないかもしれませんが、都心の狭い住宅事情ではたいていトイレのドアを開けておいたら通れませんね。
一方ロンドンのトイレでは、ドアが内側に開く作りになっていました。この作りだとドアが開いていても通れなくなることはないですね。
ではニオイや湿気はどうなるのでしょうか?
ニオイは気になることはありませんでしたが、日本人の感覚としてはちょっと心配かもしれません。しかも自分のいたフラットではバスルームに換気扇らしきものはなかったと思います。
なのでシャワーを浴びた後にドアを開けっ放しにして、他の部屋が湿気るのでは?と思いました。でも実際は部屋が湿気ることはなくあっという間にバスルームも乾いていく感じでした。日本と比べるとロンドンは湿度が低いということですね。
日本だとトイレやバスルームの湿気は気になると思います。特にマンションなどで外につながる窓がないとカビやすかったりしますね。これはフラットの作りもそうですが、日本の湿度の高さが大きな問題なのかもしれません。
日本ではお風呂場がカビなくなるグッズやカビ取りスプレーなどが普通にありますが、ロンドンではこういうグッズはないんじゃないかと思います。
もう一つトイレのドアが開いている理由としては、使っていればドアが閉まっているとすぐにわかる点でしょう。使っていない時にドアが開いていれば誰もいないことがわかりやすいですね。日本だと使い終わった後にトイレの電気をつけっぱなしにしてドアが閉まっていると誰か使っているのではと思うこともあるでしょう。この点のわかりやすさは海外式のほうが良いかと思います。
海外に行ったらトイレのドアに注目してみると日本との違いがわかると思います。