"generation"はどのくらい? | 英語の世界観

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私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は「"generation"はどのくらい?」をまとめてみたいと思います。

 

"generation"は日本語でもカタカナで「ジェネレーションギャップ」などと使われるので馴染みのある単語ですね。今回はこの"generation"の期間について注目してみたいと思います。

 

まずは意味の方を『ロングマンExams英英辞典』で見てみましょう。

 

all people of about the same age

 

ex) Like most of my generation, I had never known a war.

 

大体同じ年齢の人々ということで、日本語訳では「世代」となりますね。例文では戦争を知らない世代があげられています。

 

次に『ライトハウス英和辞典』から一つ例文をあげてみます。

 

That style was in fashion a generation ago.

「そのスタイルは一世代前に流行していた」

 

"a generation ago"で「一世代前に」となりますが、これはどのくらい前になるでしょうか?

 

"generation"には大体の年数があります。『ライトハウス英和辞典』によると一世代は「子が成長し、結婚し、子を持つまでの約30年間」と説明があります。

 

つまり"a generation"や"one generation"は「約30年」を表します。上の例文では一世代前に流行していたというのは、数字で表すと約30年くらい前となります。

 

近年晩婚化が進んでいるので結婚する時期が以前より遅くなって子供を持つ年齢も上がっていることを考えると、この約30年という数字より少し長くなるかもしれませんね。