"Doomsday" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は"Doomsday"をまとめたいと思います。

 

英文を読んでいて出くわしたもので確認しておきます。

 

これはキリスト教に関することばですね。まず発音を見ておくと、/du:mzdei/となります。"Doo-"の部分は「ドー」とは読まないので注意です。またアクセントは最初の/du:"のところにあります。

 

ではいつも通り『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。

 

1 till / untill Doomsday

for a very long time

 

ex) You could wait till Doomsday and he'd never show up.

 

2 the last day of the Earth's existence, when everything will be destroyed, according to some religions

 

→ : doomsday scenario (= a description of a very bad and hopeless situation)

 

恐らく意味的には2の方が最初にあって、それから1の方の表現が使われるようになったのでしょう。

 

まず2の方から見ていくと、地球という存在の最後の日で全てが破壊されるということですね。訳語としては「最後の審判の日」があります。

 

そして"doomsday scenario"という表現も上げられていて、こちらは絶望的な状況ということが想像できます。

 

1は"till / untill"と共に"Doomsday"が使われていて、最後の審判の日までということでとても長い期間ということが分かります。例文ではいくら長く待ってもという感じで使われていますね。

 

"Doomsday"がいつ来るのかというのは分かりませんが、1の表現の意味からすると、"Doomsday"は長い間来ないと考えられそうですね。