"defiant" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

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今日は"defiant"についてまとめたいと思います。

 

先日ニュースを見ていたら出くわした単語です。具体的にはアメリカ軍がアフガニスタンから撤退ということに関して批判が出ていて、それについてバイデン大統領のことを"defiant"と表現されてました。

 

発音についてふれておくと、/di'faiənt/となっています。

 

普段頻繁に使うような単語ではないかもしれませんが確認しておきます。いつもどおり『ロングマンExams英英辞典』"defiant"の説明を見てみましょう。

 

clearly refusing to do what someone tells you to do

 

例文も上げておきます。

 

Mark smashed a fist on the desk in a defiant gesture.

 

周りの誰かがなにかするように言ってもそれを拒否する感じですね。例文ではマークがイライラして拒否ってる態度が想像できます。

 

日本語訳としては、「挑戦的な」「反抗的な」「けんか腰の」などがありますが、文脈によって合うかどうかという問題があるので、ロングマンの説明のニュアンスをおさえておきたいところです。

 

ニュースでバイデン大統領について使われていた"defiant"は、周りから批判が出ていても、アフガニスタンから軍を撤退することには変わりがないということで使われていました。

 

ロングマンで見たように、まさに拒否ってる感じですね。

 

最近思うことは、ニュースなどで実際に使われている英語にふれることの方が、日本人によって日本語で書かれた英語の本を読むより何倍も英語の勉強になるということです。やはり実際に使われている英語のほうがリアルということですね。

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