ロンドンの街なかがキレイなわけ | 英語の世界観

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私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は「ロンドンの街なかがキレイなわけ」をまとめたいと思います。

 

東京とロンドンの街なかを比べた場合、どちらがキレイかと聞かれたら、イメージ的には東京と答える人が多いかな?でも実際にロンドンの街なかを知っている人なら「ロンドンもなかなかキレイ」と答えるのでは?

 

これは比べる場所や時間帯などにもよって異なってきますが、ロンドンの街なかは基本的にキレイになっています。週末で人が多く集まるマーケットの近くなどではゴミが多く出ることもありますが、ずっとゴミが溢れたままになっていることはありません。

 

この街なかがキレイな理由の一つには、清掃員がいることですね。少し目立つ蛍光色の服を着た清掃員が街なかをよく掃除しているのを目にします。

 

清掃員は少し小さめのリヤカーのようなものに、清掃用具とゴミ袋などをのせて街なかを回って枯れ葉やゴミ等を集めていきます。自分が見かけた清掃員の人たちは真面目に取り組んでいました。こういうのはサボっててもバレないのかな?って思ったりもしますが、集めてゴミの量とかバレちゃったりするのかもしれませんね。

 

ロンドンの街なかがキレイに保たれているのはこういった清掃員の人たちのおかげですね。

 

以前にも触れた「ノッティング・ヒル・カーニバル」などの大イベントの後には、車を使って道路脇を洗浄していくこともあります。こちらはある意味アンモニア臭対策ですねw

 

そしてもう一つロンドンの街なかがキレイな理由は、街なかにゴミ箱が割と多くあることだと思います。日本だと最近街なかや公園などにゴミ箱が設置されないことがあります。これは自分で出したゴミは自分で持ち帰るということなんでしょう。またゴミ収集のコストやテロ対策などもあるかもしれません。

 

でもロンドンでゴミ箱が多くないと、恐らく道などにゴミを捨てられてしまうでしょう。なのでその意味でもゴミ箱が割と多く設置されているじゃないかと思います。

 

このゴミ箱はバス停の近くだったり道にところどころ設置されていて、「家庭用のゴミは入れないように」と注意書きがあります。たまにゴミ箱が満パンで溢れていることがありますが、それだけゴミを集められているということでしょう。これが道中で勝手に捨てられていれば、ロンドンの街なかは汚くなってしまうのは間違いないです。

 

こういったゴミ箱の設置ひとつ取っても、日本と比べると国民性の違いなどもあるんじゃないかと思うと興味深いです。