"continental breakfast" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は前回との関連で"continental breakfast"を取り上げます。

"continental breakfast"も、「ヨーロッパ大陸の」という意味で使われていて、イギリスはそこには含まれていません。

では"continental breakfast"の意味をロングマンExams英英辞典で確認してみましょう。

breakfast consisting of coffee and bread with butter and jam

ヨーロッパ大陸での朝食は、このようなものが定番ということです。ホテルなどで朝食をとるとこのようなものが多いでしょう。

では"continental breakfast"に対してイギリスの朝食"English breakfast"を同じくロングマンExams英英辞典で見てみましょう。

a large cooked breakfast consisting of bacon, eggs, toast etc

こちらもイギリスでの定番の朝食ということです。イギリスの映画などを見ていると、このような朝食が出てくる場面が見られます。

"continental breakfast"も"English breakfast"も、もちろん個人差があり違う朝食を食べる人もいるでしょうが、このような朝食が定番と考えられます。

今回の"continental breakfast"という表現からも、ヨーロッパ大陸とイギリスとが分かれていることが分かります。やはり海が間にあるのでそこの差は思ったよりもあるのでしょう。