"if it were not for 〜" | 英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

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今日は"if it were not for ~"を見てみたいと思います。

少し前に取りあげた仮定法のものと同じく、日本語の文法用語に難しいと思わないで英英辞典の説明で理解してもらえればと思います。

まずはロングマンExams英英辞典の"if it wasn't/ weren't for sb/ sth" also "if it hadn't been for sb/ sth"の説明を見てみましょう。

used to say who or what prevents or prevented something from happening

大意は「何かが起こるのを誰かや何かが妨げる(妨げた)ということを言うのに使われる」ということです。

これだけでは分かりにくいので例文を見てみましょう。

We would have arrived much earlier if it hadn't been for the snow.

「もし雪がなかったらもっと早く着いていたのに」ということです。

この文では雪があったことで到着が遅れたこと述べられています。本来であればもっと早く到着していたはずなのに、雪によってその到着が妨げられたということです。

このように何か出来事が妨げられた時に使われます。

"if it were not for ~"で「もし~がなければ」、"if it had not been for ~"で「もし~がなかったら」という日本語訳があります。

「もし~なら」という文法臭さが感じられるので、こういった表現も英英辞典的な説明で消化できればいいと思います。
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