世界のexecutions | 英語力アップのヒント

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かけるのはもったいない!

海外のニュースや本などをもとに
楽に英語力アップをするコツを紹介します。

海外のニュースを見ていると、国内で話題になっていても海外では触れていないことや、海外で話題になっていても、日本ではそれほど話題になかったりして面白いです。


昨日は「日本が2年ぶりに3人の死刑を執行」という記事が人気になっていたようでした。


先進国で死刑制度をまともに動かしている国は日本とアメリカくらいであり、狩猟民族のアメリカ人はさておきとして、平和そうな日本人が死刑制度を容認していることに違和感があるのかもしれませんね。


タイトルのexecutions実行という意味で使われることが多いですが、死刑執行という意味もあります。


さて、ちょっと前の新聞に、国別の死刑執行者数が乗っていました。

Amnesty Internationalという人権団体が昨年1年間の結果をまとめたようですが、世界で一番死刑執行者数が多い国はどこでしょうか?



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答えは中国。まぁ、世界一人口が多い国なので、一番多いのというのは当たり前なんでしょうが、その数推定1,000人以上ということで、桁が違います。


China continues to execute more people than the rest of the world put together.


中国以外の国を全部あわせても、中国一国に到底およばないということですから、中国がいかに多いということでしょうか。人口が多いから人の命の価値も薄まってしまうのか、秘密警察みたいなのが普通に動いて拉致したりする統制が厳しい国なのかしれませんが、改めてすごいですね。


ちなみに2位はイランの360人以上。中東情勢が悪化しているということで、中東諸国の数は増加に転じているそうです。ただ、イランの場合three-quarters of execution for drugs offences ということで、3/4が麻薬がらみとは、かなりな厳罰ですね。


日本の場合は、連続殺人のような重い犯罪で更生の余地が見込めない場合に死刑の対象にしています。イランのような恒常的な厳罰はどうかなと思いますが、死刑制度は重大犯罪の抑止力ともなります。なので、伝家の宝刀としてたまに使うのは個人的には、必要悪かなと思います。毎年宝刀を抜く必要はないとは思いますが。


ただ、そんな考えも、死刑制度がない西欧においては、「人が人の命をコントロールしようとする野蛮極まりない考え方」と映るんしょうね。



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