一番面白かった本です。
The Hunger Games (Hunger Games Trilogy)/Suzanne Collins
￥981
Amazon.co.jp
3,000年後のアメリカは、大都市Capitolと
その下に属する１２地区に分けられた
Panemという国になっていた。
１２地区からは、毎年少年少女が1人ずつ選出され、
最後の1人になるまで殺し合うサバイバルゲームに参加させられる。
最下層の12地区に住む１６歳のKatnissは、
代表としてクジで選ばれた妹の身代わりに
としてゲームに参加する。
自分以外、最後は敵、だけど生き残るためには
つかの間の協力も。
終始スリリングな展開に、読み出すと止まらない感じの本です。
テーマがサバイバルということで、
生々しいシーンが多そうなシチュエーションですが、
女性が作者ということもあってか、
登場人物の細かい心理描写で緊迫感を表現しています。
16歳の主人公という青少年向きの本なので、
割と平易な表現が多いです。
なので英語力はそんなに必要としないと思います。
3部作がでていて、アメリカではＮＹタイムズベストセラーに
何週も居残るほどのベストセラーです。
なお、日本語訳も出版されていますが、
こちらの方は残念ながらあまり売れていないみたい。
翻訳がイマイチだったんでしょうかね。
来月には、映画化されて全米公開されるということで、
Trailerがでていました。
これをみるとなんとなく分かるかも。
映像にすると、戦いばかりでそうかなという感じもしますが・・・。
ちなみに私がいつも訪問させていただいている
イクシスさんのブログで
ちょうどteaserという言葉が紹介されていますが、
長めの映画予告がtrailer 、
チラ見せの映画予告がteaser またはteaser trailerといったニュアンスで
使いわけされているようですね。
teaserの方は→こちらでしょうか。
とても面白かった本ですので、
近未来ＳＦみたいな系統の話が好きな方は、
ぜひ挑戦してみてください。
