本日は、例文を用いて
大人の英会話上達には
日本語が鍵になる
について解説します。
日常会話で英語を話している時に
日本語環境で育った大人は英語で
話す内容を考えることはできないので
話す内容を日本語で考えて
英語に変換して話すという
プロセスが必要になります。
しかし、話す内容を考える時に
以下のような長い日本語だと、
「私は、今日の午後3時に
本を借りるために友達に会った。」
英文は以下のようになり、
I met my friend to borrow a book
at 3 p.m. today.
瞬時に英語に変換して話すことが
難しくなります。
そこで、話す内容を日本語で考える時に
以下のように短い文にします。
「私は、今日の午後3時に友達に会いました。」
「そして、(私は)本を借りました。」
そうすると、以下のように
英語に変換して言いやすくなります。
I met my friend at 3 p.m. today
and (I) borrowed a book.
最初の以下の日本語は
学校のテストに出てくる
英作文のような英文で、
「私は、今日の午後3時に
本を借りるために友達に会った。」
会話している時に瞬時に
作って言うのは大変ですし、
日本語で会話している時でも
このような長い文を言うことは
ほとんどないと思います。
日本語で会話している時に
短い文をポンポン言っているように、
英語で会話している時も同じです。
しかも、僕達は日本語を
自由自在に使いこなせるので、
短い日本語を考えて英語に変換する
というプロセスのほうが早く英語で
言いたいことを言えるようになります。
これは、大人の脳は丸覚えができず、
論理的に物事を考えて覚えるという
脳の特性にもあっています。
「日本語環境で育った大人が
日本語環境で英語を話せるように
なりたい場合は日本語が鍵になる」
ということを知っておいて下さい。
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