無料講座にご登録時に入力して頂いた、
英会話に関する悩みに回答します。
今回は、
「文法が難しいです。
名詞と動詞以外の見分け方
が分からない。
文型もO, Cが分かりづらいので、
見分け方も難しい。」
という悩みに回答させて頂きます。
名詞と動詞の見分けは
できるとのことですが、
CやOに関係するので一応復習すると
名詞は主語・補語・目的語になります。
・名詞が主語(S)になる場合
The boy speaks English.
「その少年は、英語を話します。」
名詞のThe boyは主語になっています。
・名詞が補語(C)になる場合
The man is a teacher.
「その男性は、先生です。」
名詞のa teacherは補語になっています。
この文ではThe man = a teacher
の関係が成り立っています。
・名詞が目的語(O)になる場合
I saw the boy yesterday.
「私は、昨日その少年を見ました。」
名詞のthe boyは目的語になっています。
動詞のsaw「~を見る」に対し、
the boyは“何を”見たのかを
表しています。
ここでCとOの違いを整理すると、
Cは動詞を挟んで主語とイコールの
関係になるものです。
これに対してOは動詞に対して
“何を”したのかを表すものです。
そして、SVCの形を作る動詞は
ほとんどの場合be動詞になります。
他に使われるのが「~になる」
という意味のgetとbecomeで、
日常会話でSVCの形でよく用いられる
Vはこの3つになります。
また、SVOの形を作る動詞は
動詞全体の80%以上と言われているので
Vの後ろはOになることが多いです。
このことを知っていると、
日常会話ではCとOの区別で困ることは
かなり少なくなります。
次に、名詞と動詞以外で
日常会話でよく用いられるものは
助動詞、形容詞、副詞、前置詞、
接続詞になります。
助動詞はcan playのように、
動詞の前に付けて意味を加えます。
I can play tennis.
「私は、テニスをすることができます。」
これはcan playでVとすればよいので、
それほど難しくないと思います。
形容詞は、tall man「背の高い男性」
のように名詞を修飾するものです。
The tall man is a teacher.
「その背の高い男性は、先生です。」
名詞に形容詞を付けた場合は、
The tall manのように形容詞+名詞を
名詞の塊としてとらえます。
また、形容詞はCになることもあります。
The man is tall.
「その男性は、背が高いです。」
この文ではThe man = tall
の関係が成り立っています。
Cには名詞と形容詞が入ります。
副詞は、いつ・どこで・だれと・
どのように・なせ・などを表し、
主に文末に付けて動詞を修飾します。
I saw the boy yesterday.
「私は、昨日その少年を見ました。」
この文では「昨日」→「見ました」と
副詞のyesterdayは動詞のsawを
修飾しています。
そして、前置詞+名詞が副詞や
形容詞になることがあります。
I saw the boy at the station.
「私は、駅でその少年を見ました。」
この文では「駅で」→「見ました」と
副詞のat the stationは動詞のsawを
修飾しています。
at the stationは副詞句ですが、
動詞を修飾する副詞と考えると楽です。
また、前置詞+名詞は
形容詞になります。
The boy on the stage speaks English.
「ステージの上の少年は、英語を話します。」
「ステージの上の」→「少年」と
on the stageはThe boyを修飾しており、
名詞を修飾する形容詞になっています。
接続詞は2つの文を繋ぎます。
例えば、上の2つの文を
and「そして」で繋ぐと、
以下のようになります。
The boy on the stage speaks English,
and I saw the boy at the station.
「ステージの上の少年は、英語を話します。
そして、私は駅でその少年を見ました。」
日常会話でよく用いる接続詞は他に、
but, if, before, after, till(until),
though(although)などがあります。
数は多くないので覚えておきましょう。
ここで紹介した知識を知っていれば、
日常会話で使う英文を見分けるのは
それほど難しくないと思います。
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5文型+副詞を極める勉強会の後
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