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この前、ある友人と3年ぶりくらいに会った。友人と言ってもその人は35歳くらいなので僕よりは少し年上だ。
久しぶりに楽しく飲んでいたのだが、
「ウォール街の格差反対デモとか本当に賛同できる」
と言い出したのであれっと思った。昔はそんなことに賛同するようなタイプではなかったと記憶していたからだ。まあ、時が経てば人間は考え方も変わるからな。。。と思ったのだが。。。
いつも紹介しているstumbling and mumblingというイギリスのブログを読んでいるとこんなことが書いてあった。
The over 45’s are unhappier the higher is other folks’ income relative to their own. But the opposite is true for the under 45s; they are happier, the higher are others’ incomes.
(Inequality, happiness & ageより)
45歳以上は他人の所得が高いと不幸を感じ、45歳以下では逆だと言う。
まあ、単純に思いつくのは45歳にもなれば人生の限界を感じるから、他の人の所得が高いのを見ると自分は人生に失敗したと思ったり、自分の人生は運が悪かったと感じて不幸になるのかもしれない。一方でまだ若い場合にはまだまだここからいくらでも取り返しがつくしむしろそれが励みになるし夢がある世の中と認識するということなのかもしれない。
通常はチャーチルも言ったように、若い人のほうが左寄りで年をとるとともに考え方が保守的になるといわれる。そういう意味ではこの研究結果は事実と反しているようにも思えるけれども。
若いから何でもできるとはよく言われることであるが、あるいは所得格差に不満を覚えるというよりはそれをリカバーするために方向転換をすることができないから不幸なのかもしれない。また、家族や仕事での責任を背負い込まざるを得ないというのもより経済を重視せざるをえないことも原因かもしれない。
もし若ければ、家族が居ない場合も多いだろう。経済的に多少貧しくても一人(あるいは二人)であれば楽しく生きていくこともより可能なのかもしれない。
あるいは、若いうちはそうはいっても所得格差と言ってもたかが知れているだろうが、45歳にもなると歴然とした差がつき始める。そういったことがより嫉妬心を煽るのかもしれない。
まあ、色々と難しい
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