Marginal Revolutonというブログから紹介
http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2010/11/portuguese-drug-decriminalization.html
ポルトガルは麻薬を合法化しているんだけど、今のところその悪影響というのは見られていない
んだって。ま、その辺詳しくないし、個人的には反対だけど。そういう事実があることも知っておいたほうがいいだろう。
究極的に政府の介入を嫌う人は麻薬すら合法化すべしと考えるだろう。
自由を重んじ、それによって発展してきたオランダでは麻薬も売春も合法だし。
もうひとつは移民に関して
http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2010/11/very-good-sentences.html
僕もいつも言っているが・・・。
移民受け入れによる経済成長を享受するか、それとも社会の安定や文化を守るということを重視するか。要は移民受け入れというのはそのバランスのトレードオフということ。
これをトレードオフと見ずになんでもかんでも反対だと言ってるのはよくわからない。
特に「国家主義者」にとっては特にジレンマ。経済成長なければ国は小国となり国際的な地位も下がる。しかし、成長を目指した移民の大量受け入れは確実に文化などを破壊する。
ちなみに移民を受け入れると職を奪われるというがそれは違う。移民は低スキルの職につくことが多いが、そのことによってネイティブの低スキルな仕事をしていた人がより高スキルな仕事に移っていくことを促す効果がある。よってネイティブの所得向上にもつながるという実証研究が見られるらしい。
ま、でもいつも言っているように個人的には(特に日本では)大量の移民受け入れは難しいだろうし、いいことでもないと思っている。
優秀な移民受け入れがいいと思う。が、これは今まで高スキルの仕事をしていた人が職に就けない可能性を増やす可能性があるってことは意識しておかないといけないだろう。ますます大卒者の働き先がなくなるわけだし。
ま、難しい問題。
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