ルーベンスとレンブラント 人生って難しいよね | ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします

素人だけど、たまには絵の話。

あんまり、高尚な芸術には興味がない。せっかくイギリスにいるのにミュージカルもオペラもほとんど言ったことがない。オーケストラもだ。


あえて言うなら多少、絵には興味がある程度。今日は本で読んだ知識や聞いた話を思い出して、絵の話をしてみたい。

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ
そんな話はどうでもいい。ルーベンスレンブラント 。時代を代表する偉大な画家2人。ルーベンスがベルギー、レンブラントがオランダの画家だ。


この2人の代表作といえば・・・。


ま、それはそれとして。

ルーベンスは光り輝くような人生を歩んだ。物語画家として。ヨーロッパ中の王侯貴族やお金持ちをパトロンに持ち、外交の世界でも影響力を放った存在。絵も抜群にうまいし、構成力もすごい。ありとあらゆる富と栄光を手にして、引退し、若い奥さんをもらって(最初の奥さんは死んでいた)気楽な引退生活を送った。この程度の画家ならいくらでもいただろう。でも、彼のすごいところはその名を現代に残したところだ。当時の人々のニーズにあった絵を描きながらその絵が後世においても評価できる。これは本当にすごいことだと思う。


一方のレンブラント。彼も肖像画家としての光り輝く人生が待っているはずだった。しかし、彼は自分の書きた
ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ いものに固執した。そして、パトロンはどんどん離れていき、同時にやっていた画商のビジネスが失敗して破産。最後は共同墓地に葬られたという。


でも、彼の絵は現代において高い評価を得ている。後の印象派の書き方を先取りしたような技術も多く用いていたが、それらは当時においてはイマイチ評価されなかった。あの夜警 だって当初は評価が低く、むしろそれまでの彼の輝かしいキャリアを暗転させるひとつのきっかけになったとか。


どちらがいいんだろうか?


自分の書きたいものを書く、言いたいことを言う、信念を貫き続ける。でも、それだったら世の中から評価されることは少ないし難しいだろう。それはいつの時代でも同じのようだ。(←ココ重要だと思う)


だから、並みの人間はある程度、妥協しながら生きていくしかない。いや、完全に妥協してしまったり、強いものにおもねることで自分の人生を成り立たせている人も相当多いだろう。


学者だってそうだ。テレビによく出てくる学者の大半は最新の理論とか研究にはついていけてないんじゃないだろうか。お金のためなのか目立ちたいのか、テレビに出てしょーもないことをペラペラしゃべっているだけだ。(しゃべらされているだけかな。そいういう意味では大変なのかもしれない)


ま、同じことがいろんな世界で起こっている。それ自体を否定しないし、仕方がないことだ。


僕のこのブログだって、読者層を考えて、より面白く読んでもらうには?興味を持ってもらう記事の書き方は?と常に考えている。もちろん、趣味なので自分の本当に書きたいこととのバランスを取りながらだけど。


会社では結構言いたいことは言ってると思うけど、どうなんだろうね。


でもまあ、世の中っていうのは所詮そんなもの。それでも、自分が幸せになるために努力して生きていかないといけないこともまた事実。自分がこうありたいという生き方を人々が認めてくれれば最高だけど、多くの人はバランスを取りながら妥協して生きていく。


たとえ、他人におもねって取り入って生きていくとしてもそれだって本気でやれば本当にものすごい労力がいるだろうし。


後、イギリス人とかは意外と上司に絶対服従だ。その前に議論は戦わせるかもしれないけど。日本人ははいはいといっておいて結構上司の指示を流したりするよね。


どっちの生き方でもいい。いや実際はどっちかじゃないんだろう。バランスだ。もちろん、臨機応変も大事だと思うけど、自分なりの覚悟を持って自分の生き方を定めて生きていければすばらしいだろう。


うーーん。難しい。っていうか、なんか最初に書きたかった方向と違う結論になったけど、ま、いいや。笑


てか、クリスマスイブのテーマがこのネタでいいんだろうかな。笑


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