コテ先三寸 | Engineer’s Laboratory

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孤独なエンジニアによる趣味の世界

 

小手先三寸:小手先で仕上げる程簡単なこと。

 

という意味ですが、今回の話は「小手」ではなく「鏝」の方です。

 

半田鏝についてです。

 

はんだは古くから使われる溶接(ろう付け)の一種で、鉛と錫の合金を使用していました。

 

現在は鉛が有害である為、鉛フリーはんだが使用されています。

 

 

はんだを溶かす為に使うのが半田鏝です。

 

電気ヒーターで加熱しており、故障は少ないので、10年以上使っています。

 

ただ、ハンダを溶かす先端の部分はメッキ加工しているので、長年の使用で劣化し、はんだが綺麗に溶けなくなったりします。

 

もし、半田付けがうまく行かないと感じたら、半田鏝の先端を確認してみましょう。

 

綺麗なメッキで光ってますか?黒く変色したり、銅の地肌が見えたりしていませんか?

 

メッキが無くなっていると、交換してください。

 

古い半田鏝でもこて先だけ入手可能だったりします。

 

今回交換したのはこれ。

 

 

一般的なペン型ではなく、ガン型です。

 

古くて、ハンダも綺麗に出来ないし、使わないからという事で譲って貰いました。

 

 

白光の№981と言う半田鏝です。

 

現在は生産中止となっています。

 

しかし、こて先のパーツは現在も入手可能です。

 

 

 

それでは交換してみましょう。

 

 

こて先は劣化して、銅の地肌が出てるし、先端も尖ってない。

 

見た感じでは、やすり等で削った様です。これをやると、完全に地肌が出るので、最悪です。

 

 

根元のローレットの部分を回すと抜けます。

 

こて先の交換部品は更にバラす必要があります。

 

古いと変形したり、焼け付いていて、簡単には取れない場合があります。

 

今回は軽く叩くと抜けてくれました。

 

 

こて先の比較です。

 

 

先端の鋭さと表面の状態が全然違いますね。

 

組み立ては、バラした逆の順番に組むだけです。

 

 

後は綺麗に磨いて、出番を待つだけです。

 

半田付けやってる人で、綺麗に出来ないと言われる方は、是非交換してみてください。数百円で入手出来ると思いますので、やって損はないです。