アーク溶接等の業務に係る特別教育 | Engineer’s Laboratory

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エンジニアとして資格は重要なものです。

資格の有無で出来る仕事の範囲が大きく変わります。

今までいろいろと資格を取ってきたのですが、ブログを始めて3個目の資格です。

今回取得したのは「アーク溶接等の業務に係る特別教育」です。

資格と言っても講習を受ければ貰える特別教育です。

これは企業が社内で行うものですが、ちゃんとした講師が居なければ出来ませんので、外部機関が教育をしてくれます。それを受講してきました。


講習って1日~2日で終わるものが多いのですが、アーク溶接に関しては3日掛かりました。

この理由は簡単です。それだけ危険だと言うこと。

アーク溶接は感電による災害が多く、死亡災害に繋がります。

現在の溶接機には安全装置が付けられていて、感電事故が起こりにくい設計になっています。

昔は安全装置もなく、事故が多かったのです。

だから、知らなければならないことも多く、作業に関しても基本を会得する必要があると言うことだ。


学科
1時間 アーク溶接に関する知識
3時間 アーク溶接装置に関する知識
6時間 アーク溶接の作業の方法に関する知識
1時間 関係法令

実技
10時間 アーク溶接装置の取扱及びアーク溶接等の作業の方法

合計で21時間以上の受講時間が必要になるんです。


学科はエアコンの効いた室内でしたので、真夏日でも大丈夫でした。

問題は実技です。

屋内ですが、エアコンなんてありません。

溶接時のヒュームや煙の関係で窓は全開!

溶接作業に必要な服装は長袖作業着、保護メガネ、防塵マスク、作業帽又はヘルメット、革手袋、安全靴、脚絆のフル装備で溶接します。

扇風機はあるけど、風が吹くと溶接が上手く出来ませんので、作業中は無風です。

小まめに水分補給して熱中症対策です。

特別教育は安全に作業する為の基本教育です。

これを受けると溶接が上手くなるって訳じゃないです。

安全に作業する為の知識や手順を学ぶことが出来るが、真面目に聞いていないと意味がない。

会社が受けろと言うので受けた。学科は座っていただけ・・・。こう言う人も居ると思う。

筆記試験もないので受講者の理解度は不明だが、修了証は貰えるってシステムは少し疑問がある。

何はともあれ無事に3日間の受講を終え、堂々と仕事で溶接が出来るようになった。