iPhone Duo(折り畳みiPhone) の現在の問題点 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日からアメリカでも日本でも、一般に発売開始されたiPhone Duo (折り畳みスマホ)ですが、
(ただし、今注文しても1月25日まで待つようです)


早速購入されたガジェット系Youtuberの皆様の実際の使用感の動画を多数見て、

正直、「ああ、買わなくてよかった。。」と思ってしまいました_


その理由は、重さとか値段ではなく(それらは発売前からわかっていた情報です)、

Duo 特有の 大きなクセがあることが分かったからですSurprise

それは何かというと、画面右側に設けられている「サイドバー領域」の挙動です。


問題なのは、iPhone Duoに対応していない従来アプリを動作させると、

そのサイドバー領域は上記の写真のように、黒帯になってしまう(使用されない)

ということです。

・・せっかくの横長ディスプレイが活用されず、ただの無駄な領域になってしまうということになりますOMG


なぜそういう仕様になっているか、ということですが、

それはAppleのデザインに対するこだわりに起因していると考えられますSurprise。

というのは、iPhoneシリーズにおける画面比率は、iPhone Xシリーズ以降はほとんど同じ13:6であり、
(※ベゼルの狭さにより数%の差はありますが、実質上はほとんど同じ縦横比と考えて問題ないと思います)

アプリを作る側も、その固定画面比率を前提に画面レイアウトを作ることとなり、

結果、(iPhone X以降であれば)どのiPhoneでも同じ画面レイアウトでアプリを表示できておりました。


しかし、iPhone Duo は今までのiPhoneと全く画面比率が違います(14:10)ので、

既存のアプリを動作させると、当然合いません。

それでも、Appleのデザイン美学として、従来のアプリを強引に横幅を引き延ばして表示させて、

本来の画面デザインが狂ってしまうことを避ける道を選んだようで、

従来アプリをそのままの画面比率で表示させ、余った部分を別扱いすることにしたということですね。

<かなり古いSDK(ソフトウェア開発キット)を使って作ったアプリは、こういう悲惨な状態になります>

 

<ひとつ前のSDKを使ったものは、上のパターンよりはいいようですが、まだ右端の黒帯が出ます>


もちろん、従来アプリの製造元が、最新であるiOS 27.1 (iPhone Duo対応)のSDKを使ってアプリを最適化し、再リリースしてくれれば、この問題は解決します。

<最新のSDKを使ってDuo対応に作りなおすとこうなります>


ということで、各社のアプリがiPhone Duoに最適化されるまでは、かなり残念な感じの体験をすることになってしまうようです_

参考: Apple公式の開発者向けビデオ
https://developer.apple.com/videos/play/tech-talks/111461/?time=0

一方で、Android系の折り畳みスマホでは、上記のような問題はほとんどありませんSurprise。

その理由は、

そもそもAndroid系のスマホは色々なメーカーが様々な画面レイアウトで作って出してきました。

なので、iPhoneと違って、Android系のアプリは、はじめから様々な画面比率で使われることを想定して作られています。

さらに、iPhone Duoのように横長レイアウトであるGalaxy Z Fold8 も、

横に広くなった分を特別扱いしませんでした。

なので、画面全体がそのまま使用されて、ほとんどのアプリで画面いっぱいに表示させることができます。

 

しかも Galaxy Foldシリーズは折り畳みスマホ8世代目ですから、

アプリを作る側も折り畳みスマホでの動作テストをするのが普通になっていると思われますsmile


したがって今現時点では、iPhone Duo をメインスマホとして日常使いするのはストレスが溜まりそうです_
(アプリが動作しないわけではないので、日常使いできなくはないと思いますが、横長でかつ折り畳みスマホであることの恩恵を感じにくいものと思われます。37万円以上もするのに。)

ただ、私個人としては、iPhone Duoの登場は、本当に素晴らしい、スマホの歴史を変えるきっかけになり得るイベントだったと本気で思っていますsmile

その理由は、

iPhone Duoの登場によって、(ガジェットマニアだけではなく)世間一般の、折り畳みスマホに対する関心が少なからず高まった、というデータを見たからです。

iPhone Duoの登場前からも、折り畳みスマホは8年くらい前からあったにもかかわらず、

そのシェアは1%未満だったと言われています。_

まあ、そうですよね。周囲や、街中などで周りを見たときに、折り畳みスマホを使っている人ってまず見ませんよねlaugh

しかし、iPhone Duoの発表後に、「次のスマホは折り畳みスマホを候補にする」と答えた人がなんと10%近くもいたそうでSurprise、

世間一般の 折り畳みスマホに対する認識が少し広まったと考えられます。

今後もしも折り畳みスマホが長期的に20%、30%と普及していけば、

コストも下がるでしょうし、製品もさらに成熟していくと思われますsmile

私は今回折り畳みスマホを購入して(関連記事)、正直、スマホの使い方そのものが変わりました。

それどころか生活の質が少し向上した、とさえ言えるくらいの変化を感じていますsmile

こんな素晴らしいもの(折り畳みスマホ)に見向きもしないなんて、もったいない。。と今は思っています。

なので、iPhone Duoのおかげで折り畳みスマホの普及率が上がってくれたらいい、と思います。

あ、でも、もし今すぐ買うならiPhone DuoよりもGalaxy Z Fold8がオススメですよ!laugh
(※私はSamsungの回し者ではありません)