AIが人間より速く正確にコードを書いてくれる時代であることを実感します | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

数年前から、前の会社でも今の会社でも、とにかくAIを活用して業務効率をあげるようにという指示が強く出ています。

まあそれは、アメリカでも日本でもその他の国でも、とりあえずIT系企業であればどこでもそのように動いている会社が大多数かと思います。

また、数年前までは単にAIに質問をするといった使い方でも「AIを活用しています」と経営陣に対しても言い張れたものですがlaugh

現状会社側が求める「AIの活用」はもう1ランクも2ランクも上の内容になっていると思います_


例えば我々のような非管理職の末端社員にとっては、AIは「仕事を楽にしてくれるお手伝いさん」として使っていると思いますが、

経営陣にとってのAIは、「人件費を削減するための手段(=今まで人間が手動でやっていた仕事を、AIで自動的にできるようにすることでその部分の人材をカットできる」と考えていると思います。
もちろんそれは当然の発想だと思います


ということで 現在我々は、
我々が今まで人間の手でやっていた仕事を、我々の手でAI化して無人化する

という仕事を多くやっています。

え、それって自分で自分のクビをしめてる(自分で自分の職をつぶしている)ってことじゃないの?laugh

という話が、この手の話題になると必ず湧き上がってくると思いますがlaugh、私はこれは正しい流れだと思います。

いままでと同じ仕事にしがみつくのではなく、

これから主流になっていく、人間にしか今のところ出来ない新しい技術を習得して、

新しい仕事へとシフトしていく
のが正しいキャリアパスだと思います。

もちろん人間は、変化を避けたがる、現状にしがみつこうとするようにそもそもできている_そうなので、

こういう変化に対してどうしても「できない理由」や「ネガティブな面」を探しては避けようとしてしまうものだと思いますが_

やっぱり「人類の進化」という大局的な視点からすれば、AIの活用は 一つの進歩になると思います。


さて、そのようにAIに実作業を自動的にやってもらえるようにするために、

これまでの「Chatモード(AIとの会話モード」だけではなく、「Agentモード」つまりAIに作業をさせるモードを活用していくことがポイントになってくると思いますが、

そのAIのAgentモードが現在どれほど現実的かを実験するために、

家のHome PCで、「インベーダーゲームみたいなゲーム」をAIに作ってもらいましたlaugh
※私は有料プランを全く使用していません

VSCodeという、エンジニア必携の無料のエディタツールの対話ウインドウをAgentモードにして、

 

以下のような感じのプロンプト(指示)を日本語で入力します。


すると、瞬く間にAIがコードを書き始め、何秒もしないうちに動くレベルのものができてしまいました_

ただもちろん、最初は期待通りでない挙動をする部分が、指示が行き届いていなかった細かい部分などに出てくるので、

そういった細かい部分を後から やはり日本語で追加指示していきます。たとえば
砲台が、エイリアンのミサイルに当たった後で次に進む際、それまで画面に残っていたミサイルはいったん全部消してください
みたいな指示を入れると

といった感じで 文句ひとつ言わずに即対応してくれて、少なくとも私が自分でやるよりもはるかに速く、はるかに正確にやってくれます_

私は一行もコードを書いていませんが、以下のようなほぼ思った通りのインベーダーゲームみたいなゲームができてしまいました。
※あえて音は消していますが、実際には効果音も出ています


動画の中で、いわゆる名古屋打ち をやろうとして失敗していますねlaugh

・・これ、50年前の世界では、歴史を作るような名作ゲームだったと思いますが、

いまやなんと、無料で、短時間で、プログラミングの知識ゼロだったとしても 同じようなものが作れてしまうのですから、

時代の変化を感じざるにはいられません_


そして現在、仕事で使用するコードも、AIのAgentモードを大いに活用していますが、

その完成の速さと正確さ、そして変更依頼に対する柔軟な対応など、あまりにも素晴らしく、

以前からささやかれていた「プログラマ不要説」はもはや単なる将来の展望ではなく、現実になる瞬間を迎えているのだと実感します。Surprise


※ここで言っている「プログラマ」というのは、仕様書に書かれている内容を忠実にコードに直していくタイプの仕事です。

なので例えばGoogle、Amazon、MicrosoftといったグローバルIT企業の「ソフトウェアエンジニア」とはちょっと違うと思います。

というのは、そういうレベルの会社でのソフトウェアエンジニアには「システムデザイン」の能力が多分に求められますし、PMとのネゴシエーション力が重要になってきますので、

単純にコードを書くだけの仕事はおそらく全体の半分に満たないと思います。

したがって仮に「プログラムをコーディングする」という仕事を100% AIでできる状態になっても、

上記のようなレベルのソフトウェアエンジニアという仕事は人間の仕事として残っていく可能性が高いと思われます。
ただ、コーディングの時間を削減した分、人数は削減できるかも知れませんが



いずれにしても、現在のAIのAgentモードのすばらしさを見る限り、

数年内にはIT業界の仕事の定義そのものが変わり、「ソフトウェアエンジニア」とか「プログラムマネージャ」といった仕事の肩書も刷新される可能性が大いにあると考えられます。びっくり

したがって我々は数年内に大幅に変わっていかなければならない新しいスキルをつけて次の時代の仕事へとシフトできる柔軟性を持たなければならない、と思っています。笑い泣き

その新しいスキルとは、まだ見えない部分も多いですが、とりあえず現時点では、「AIの活用技術」を大幅に上げていくことかと思います。