私が中学生の頃、周囲の人たちがよく言っていたのが「英語が本当にできるようになりたいなら、アメリカ(などの英語圏)に住めばいい」ということでした。
その頃は満足な英語教材もなく、中学の英語の先生でさえ(今にして思えば)そもそも英語圏で通用するレベルではなかったと思うので
(先生方、お世話になったのにそんなこと言ってごめんなさいね
、多分当時は、中学の英語の先生に求められていたのは 英語圏で話ができる教育をすることではなく、高校受験の英語の問題が解けるようになることが中心だったのですよね?だから先生たちに責任は全くないと思います
)
「本当に英語ができるようになりたかったら、本場に行くしかない」
というのは 当時はそれほど間違った話ではなかったものと思います。
しかし、あれから年月は流れ、今、耳によく入ってくるのは
「アメリカ(などの英語圏)に住んでいれば英語ができるようになるわけではない」
というものです。![]()
実は私もその意見に完全同意なのですが、
なぜ、住んでいるだけでは英語ができるようにならないのかを 以下にて考えてみたいと思います。
おそらく、40~50年くらい前は、「アメリカに住んでいれば英語ができるようになる」は真実だったのではないかと思います。
その頃は、ネットもなければスマホで手軽に翻訳などということもできない、フライトチケットなども今よりもはるかに高価だったためアメリカにくる日本人など極めて限定的、という状況だったはずで、
結局「英語ができるようにならなければ生きていけなかった」
時代だったはずです。
以前日本で私の上司になっていただいたこともある、私的には近しい親戚みたいな方が、
それこそネットも電子メールも何もない時代にアメリカの大学に留学をされていたそうですが、
当時は「日本語に触れたり日本人とコミュニケーションする機会が皆無で、毎日毎日、日本の友達や家族からエアメール(紙のメール)が届いていないか必ずチェックしていた - それだけが心のよりどころでもあった」
とおっしゃっていました。
あらゆることは実際にその場所に行くなり直接電話するなりして(つまりネット経由でどうこうというシステムはなくて)、現地の人と英語で交渉するしかなく、
英語がネイティブに近いレベルでできるようにならない限り、生きていくことさえ支障をきたしていたと思われます。
・・そういうキツイ時代に留学していた上記の方は、誰の前でも「英語ネイティブ」と胸を張って言える英語力を身に着けられました。![]()
ところが今は、極論「アメリカに住んでいるけれども日本語だけでコミュニケーションする」というスタイルでも、とりあえず何とかなってしまう時代だと思います![]()
ちょっとした買い物での会話で英語力が向上するということは あまりないと思いますし、
交渉事なども、メールやテキストで行うのであればPCやスマホで翻訳することも可能でしょうし、
そして日本の情報や日本の動画なども、ネット経由で日本にいる状態とあまり変わらないレベルで見たり発信したりできてしまう状況だと思います。
さらに、SNSの普及により「アメリカで近所に住んでいる日本人」を簡単に見つけることができ、そういう人たちのコミュニティーみたいなものに参加したり作ったりすることはとても簡単でしかも意気投合しやすく、
結局、40~50年前の「英語ができるようにならなければ生きていけない」という状況とは程遠い時代になったのだと思います。
もちろん、それは「海外に住むことやビジネス展開することの敷居がとても低くなった」ということなので、社会全体としては良いことだと思います。![]()
ただ単純に「アメリカに住んでいれば英語ができるようになる」という話は過去のものになった、ということだと思います。
とはいえ、もちろん、本場の英語に触れられる機会は間違いなく日本にいるよりもアメリカにいたほうがあると思います。
そういう状況に積極的に身を委ねて、
翻訳などに頼らず、いっそのこと通じないせいで痛い思いをしたり悔しい思いをすることで英語上達のバネにして、
結果「英語ができなければ生きていけない時代と近い状況」を自分で作り出していけば、
今のような時代でも、アメリカに住むことでより英語力を上げられるのではないかと思います。
では私はどうなのか?といいますと、
実は私はずっと「英語ができなければ生きていけない時代と近い状況」を自分で作るように努めてきました。
また、長年気が狂ったように英語の勉強・練習を続け、語学学習アプリのDuolingも先日500日連続学習を突破しましたが、

全然、まだまだです。。![]()