アメリカのホームレス事情 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

今日から一週間程度、うちの奥さんと子供は日本に行くため、(私はもちろん仕事のためアメリカに残っています)良くも悪くもブログを更新したりする時間が通常よりも取れそうです_

そこで、昔から気になっていたものの なかなか書けなかったテーマ・アメリカのホームレス事情について書いています。

アメリカで大きな通りの交差点や、グロッサリーストアの近くなどでは、ホームレスの方が「Help 求む」系のことを書いた段ボールを持って立っている姿が散見されます。


また、単純な「Help」とか「Hungry」といったメッセージばかりではなく、ジョークっぽいものも見かけます。

例えば以下の段ボールは実際に通勤中に見かけたものですが、

At least I'm not asking your husband for $
 

一瞬「は?」と思ってしまいますがlaugh、直訳すると「少なくとも、あなたの旦那さんにお金をねだってるわけじゃない」という意味だと思いますが、

これは多分「あなたにはお金をお願いしているけれど、旦那さんには頼んでないから、まあいいでしょ?ニコニコ」というニュアンスのユーモアで、気を引こうとしているのだと思います_


残念ながら、このあたりでもこういったものを少なからず目にするわけですが、

やっぱり、アメリカは少なくとも日本に比べてホームレスが多い、という印象を多くの人が持っているように思います。


そこでちょっと数字を調べてみたところ、

アメリカのホームレス人口は、やはり先進国の中では突出して多いそうで、約80万人のホームレスがいるそうですSurprise
なお、日本はほぼ0%、わざとホームレスをやっている人や、逃亡者のような人を除いてホームレスは極端に少ない国だということです

しかしながら、アメリカにももちろん社会保障制度があり、
レイオフになった時に色々調べて分かりましたが_

仕事を失ってもとりあえず失業保険が半年間受給されますし
だいたい2週間に1000ドル、約15万円

その後も状況によっては Extend Benefitsなどの付加給付制度が受けられることもあり、

また、医療に関しても 低所得者向けの医療保険があったり、

低所得者向けの住宅支援があったり、

少なくとも食料に関しては SNAPと呼ばれる食料支援プログラムがあって飢え死にはしないように計らっているそうです。


ではなぜ、アメリカにはホームレスが多いのか?

これは、日本と違ってアメリカには生活保護」という制度がなく、失業保険の受給期間が終わるとほとんどの場合無収入になるから のようですOMG

一方日本では、まず失業保険を最大330日受けることができ、それが終わっても完全に無収入にはならず

いわゆる生活保護により、現金給付と住宅付与が受けられるため、とりあえず最低限の生活はできる社会となっております。



上で「アメリカにも Extend Benefits、住宅支援、SNAPなどの食糧支援がある」と記載しましたが、実は

・まず Extend Benefits は条件が厳しく、そもそも無い州もある。

・住宅支援に関しては供給が全く追いついておらず、待期期間がとても長い
アメリカの住宅費用は高騰を続けております

・食料支援のSNAPは現金支給ではない

といった実情のため、現実に「失業して半年間就職できなくて、持ち家や財産やポートフォリオなどがなければ、ホームレスにならざるを得ない」 ということだと思いますOMG


ということは、私も、次に失業して半年間仕事が見つからなくて、それでもアメリカに残るというならホームレスか。。_

※実際には、そうなったらさすがに日本に帰ると思うので、ホームレスにはならないと思いますlaugh