年中行事のように発生する 組織の再編成 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

またも、Re-org組織の再編成)が発生しましたOMG

今回のRe-orgは、2つの大きな部門(それぞれ500人単位の大きな部門です)を合体させて、一つの大きな部門にするというものです。

 

こういうことが発生すると、まず起きるのが トップの変動ですOMG

上の図でいうと、PM系の代表GM(ジェネラルマネージャー)が二人、エンジニア系のGMが二人いることになってしまい、不自然だということで、それぞれ一人を残して、残れなかった二人のGMは残念な結果になるか、全く違う立場に挑戦なさる、という流れになるのが通常だと思います。

そして、どちらのGMが生き残るのかは、我々にも直接影響があることだと思います。

例えば、私の所属している部門(部門A としましょう)のPM系代表GMが生き残ったのならば、話は早いと思います。

少なくとも我々の仕事について、改めてGMに説明して理解してもらう必要はありません。

しかしもしも、違う方の部門(部門B)のGMが生き残って、新たに我々のトップになられるということになったら大変です

新しいGMに対して、我々のチームの価値を理解してもらえないと、「このチームはカット平たく言えば全員クビ」という決断をされて、コスト削減を図る - ということが普通に起きる世界ですOMG

もちろん、うちの会社のGMになるような人たちは 表面的なことだけで物事を判断するような単純な人たちではありませんが

それでもやはり彼らトップの人間たちは、常にコスト削減のことを考えているので、少しでも必要がないチームだと思われてしまうと、結構あっさりバッサリ切ってきますので_

こういう類のRe-orgが発生すると、とても緊張します。。


そして結局我々のチームのトップのGMはどちらになったかと言いますと。。










今までのGM部門AのPM代表系GM)が、部門AB統合組織のPM系代表のGMになられましたsmile

これで彼女は、1000人単位の大PM組織の代表となり、さらに大きな責任を受け持つことになられたのでした。


一方、我々の部門Aにいた、エンジニア系代表GMの方は、

GMとしては残られませんでしたOMG

彼は、今後は Architect (アーキテクト=設計士)という立場で、この部門AB統合組織の中に残り、ただしもう部下がいないいままで何百人もぶら下がっていたのに、いきなりゼロに。。)立場となるようですOMG



こういうパターン(つまりいままで管理職だった人が、いきなりヒラみたいになる)を歩まれる方は、かなり大変なことになるようです。。

というのは、マネージャークラスの人たちは当然ジョブレベルが超高い(平たく言えば給料が超高い)ので、

例え仕事内容がマネージャーから一般のエンジニアリングみたいなものになっても、

要求される結果がとんでもなく高い、ということになってしまうからですOMG

果たして彼は、どういう形でこの大きくなった組織で結果を出していくのだろうか。。

もちろん、元々彼は 超優秀なエンジニアとしてこの会社で大活躍し、そのキャリアパスとして エンジニア系の代表GM にまで登りつめた人だと思いますので、

この程度の変化に屈するような人ではないのだと思いますが。


・・などと人のことを心配している暇があったら、自分のキャリアについてもっと考える必要がありますよね_