排水管が詰まる (中編) | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

前回の記事にて、配水管が完全に詰まり 洗濯機を回した時の水がすべて逆流して床上浸水してしまったという内容を投稿しました。

今回は、その対処のためにプロのPlumber配管工)に来てもらった時の記事です。

ちなみにPlumberの費用は、最低限の作業の場合で安くて400ドルくらいから、通常は一か所の対応で800ドルくらい、複数個所だと倍々にかかり、さらにカメラを入れたりすると別費用がかかる感じのようです。

つまり、日本円にして10~20万円クラスの出費を覚悟する必要があるようですOMG


さて、来ていただいたPlumberに、最もメインパイプに近いところのトイレの便器を外してもらって、

(ちなみにとても簡単に外れます。タンクへの水供給のパイプを外せば、あとは大きなねじ2本で止まっているだけです)


そこから先端がドリルのように回転して堆積物を破壊するようなワイヤー器具を挿入して洗浄してもらいました。

 

原理としては、以下のような感じの方法です

ちなみに この作業のことをアメリカ英語では snake と言っています。業者さんは「We will snake the pipe」みたいに言います。蛇の意味のスネークを動詞にしているのですねニコニコ



・・我々の憶測では、今回の問題の根源は、バス・トイレ・洗濯機などすべての配水管がつながっているメインパイプの中に、大きな堆積物があることに違いないと思っていたので、この作業でほぼ完全に直ると思っていました。

しかしながら、この作業を2か所からやってもらっても、お風呂にたまったままの水(というか逆流してきた汚水)が抜けることはありませんでしたOMG

翌日、追加料金を払ってカメラを挿入してみてもらったところ、配管の途中で引っかかてしまい、先に進まない状態になってしまいましたOMGOMG

そこまでのカメラの映像などから、どうやらこれは、配管の中や周囲を、庭にある大きな木の根っこが邪魔しているのが一つの原因だということが分かりました。
後で同僚たちから聞いた話ですが、それは結構ありがちなケースなのだそうです。
 

 

しかし。

それを直すには、家のコンクリート部分を壊してアクセスし、配管を交換するなどの大規模な修繕が必要ということでした。

そしてその見積もりは。。。











なんと12000ドル1ドル140円で換算すると168万円)以上、ということでしたOMGOMG

小型車が買えそうな金額ですよね。。

その旨大家さんに連絡したところ、大変驚いたようで(そりゃそうでしょう_)、

直接Plumberと大家さんとで交渉してもらって、

なお、こういったトラブルの費用はアメリカでは基本的に大家さん持ちです。


結局、大家さんが別のPlumberやハンディマン、大家さんの息子さん達を手配する、ということになり、この日も中途半端に終わったのでした。(大家さんの息子って何者?と思いました。今まで登場したことがなかったので。。


・・その間、我々は洗濯もできず、シャワーも浴びられず、調理もできず、トイレはだましだまし使って・・という状態が続いており、

まだ上記のような様子から、すぐに直るとは考えにくく

さすがにもう、配水管が直るまでここには居られないという状況に追い込まれたのでした。

<続く - 次回がこの話の最終回の予定です>