今日はついに、日本語補習校のスポーツ大会(バレーボール大会)の本番の日でした。
補習校としても、4年ぶりのスポーツ大会(これまでコロナ禍で開催できなかったため)ということで、大会を盛り上げるべくみんな頑張ってきました。
PTA役員でもなんでもない私でさえも、このイベントのためにかなりの時間を割いてお手伝いしてきました(関連記事)
(実際には久しぶりに団体競技のスポーツに多少なりとも参加できて、楽しんでおりましたが)
ところで何故 日本語補習校のスポーツ大会はバレーボールなのか?ということですが、
おそらくそれは、中高生がチームで行う球技の中で、初級レベルにおいては男女差が付きにくい競技だからではないかと思われます。
日本の公私立の中学・高校と違って、一学年に何百人もの学生がいるわけではないので、
男女別々のチームを作って試合ができる状況ではないため、同じ競技を男女混合チームで行うしかないわけですが、
野球・ソフトボール・サッカー・バスケットボールといった団体球技は 中学以上では男女混合は難しいと思われます。
体力・筋力の差がそのままプレーに反映する可能性が高いからです。
しかしバレーボールは、(もちろん全力でスパイクが打てるようなレベルでは話は別だと思いますが、)アンダーハンドで返すだけのプレーがほとんど、というようなレベルであれば 男女差が付きにくいように思います。
さらに、試合になるとかなり盛り上がると思うので、補習校のような 人数が少なめのティーンエイジャーの男女混合団体では適切な球技と言えるかと思います。
さて、今回の大会の試合は それでも午前中に31試合、午後に24試合も行われるため、1ゲームはデュースなしの15ポイント制、しかも制限時間付きという形で次々に行われ、
残念ながら うちの子のチームは 5戦全敗となってしまいましたが、もともと「勝つ」ことを目的にしたイベントではないので、問題はないと思っています
むしろ、このバレーの練習が始まったばかりの頃は うちの子は体調が悪くて参加できず、そのままだと本番の試合にも参加できない可能性もあったので、
こうして元気に参加して、ポイントにも絡んでプレーできただけで、今回はもう十分意味があったのではないかと思います。
なお、各チームのユニホーム代わりのTシャツも なかなか面白く、上の写真の「闘魂」も日本語補習校らしくて良かったのですが、
以下の「当ててみろ」を前側にプリントしたデザインも 気合が入っていていいですね
(ちなみのこのTシャツの後ろ側は「常勝」でした。明訓高校かよ。。)
そして高校の部で優勝したのは 高一のチームでしたが、このチームのキャプテン(以下のトロフィーを持っている子)は親がバレー選手だったというサラブレッドでバレーの英才教育を日々受けており、一人だけ明らかに突出していて プレーもフォームも、得点時にハイタッチする姿までも普通にバレー選手のものでした。
大会が終わって、最後に チームのみんなでユニホームTシャツに名前を書きあって、記念品にするという 粋な計らいがあって
大会の全工程を終了したのでした。
うちの子としては、全敗がかなり悔しかったようなので、来年に向けての継続的なトレーニングを検討したいと思います。
うちの庭に、こんな感じの簡易ネットを張るべきか。。