これは大きなスーツケースの中に、小さなスーツケースをすっぽり収納できる、親子構造?のスーツケースです。
これの利点は、旅行の出発時は荷物が少ないので小さなスーツケースの中に荷物を入れて、
その小さなスーツケースごと 大きなスーツケースに入れて、荷物一個として出発し、
帰りにお土産などで荷物が膨らんだ際にはスーツケースを2つに分けて、増えた荷物をすっぽり大きなスーツケースに入れて帰ることができる、ということです。
また、このスーツケースは布製ですが、布製には3つ利点があると言われています。
1.何と言っても軽い
国際線のチェックインで荷物を預ける際に問題になるのは、とにかく「荷物の重量」です。
今は重量制限が 昔に比べて厳しくなっているので、とにかくスーツケース本体は軽い物が良いと思います。
(※なお、昔のスーツケースはとても重いです)
2.スーツケースを開いたときに、場所をとらない
ハードケースの場合、両開きになっているものが多いため、それだと開いたときに2倍の面積を占有することになると思います
これがホテルの狭い部屋だったりすると、開いたスーツケースだけでかなりのスペースを占有してしまったりします。
しかし布製の場合、フタを開くような構造なので、フタの部分を壁に立てかけて開けば スーツケースのサイズ以上の面積は必要ないと思います。
しかもフタ式だと、収納の際に深さがあるので収納もしやすいと思います。
思えば、両面開きのハード式のスーツケースの両面に、荷物をいっぱいに詰めて閉めるのって、結構しんどいですよね
しかも閉めようとしてみたら、両側の厚みが重なって閉まらなかったり・・
フタ式ならば、閉めるのも楽ですし、閉まるかどうかは見ればだいたいわかるので 楽だと思います
3.外にポケットが複数ついているものが多い
ハードケースの場合、外ポケットというのはまずないと思います。
(そもそもハードケースは、中の荷物をしっかり守るのが目的なので、外に柔いポケットを付けたのではそこを守れませんからね。。)
現実には、さあ出発、というときに小物を入れるのを忘れたりすることがあるかと思いますが、
それでいちいちスーツケースのカギを開けて本体内に収納するのは面倒です。
しかし外ポケットがついていると、そんなときサっと入れることができて便利だと思います。
(例えば歯磨き粉を入れるのを忘れた!ということですと、歯磨き粉は基本チューブ入りなので、機内に持ち込めないと思います。なので預けるスーツケースのほうに入れないといけないと思います)
なお、布製スーツケースよりもハードケースのほうが勝っている点は、やはり強度だと思います。
ただ、布製スーツケースもフレームはしっかりしているものが多いので、面の部分はともかく、全体としては実は意外と強度が保たれていると思います。
実際、海外旅行のプロ中のプロ?ともいえる国際線のCAの方の記事などを見ても、
皆さん口をそろえて布製スーツケースを薦めていらっしゃいます。
なお、この親子型布製スーツケース、COSTCOで170ドル(約1万7千円)程度で購入できました。
(以前は新品のスーツケースというと、3万円くらいが相場だったと思います。)
このスーツケースを使って、まずは近日予定している国内旅行、
そして夏にはまた日本に旅行に行けたらと思っています。