大量解雇のアナウンス | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

先日、うちの会社では大規模なレイオフLayoff = 解雇)が行われることがCEOからアナウンスされましたOMGOMG
ニュースでも大きく取り上げられております。

・・まあアメリカの会社ではよくあることではあるのですが、

今回のレイオフは、約10年前に行われた1万8千人の解雇に次ぐ大規模なものです。

当然、うちの部門・うちのチームに影響がある可能性がありますOMGOMG


アナウンスのあった当日は、当然我々はその話題で持ちきりでした。

そしてどういう偶然か、その日は我々の部門のAll hands全体集会みたいなもの)の日でもありました。

All handsの日程はずっと前に決まっていたので、レイオフのアナウンスと同じ日になったのは全くの偶然だと思います。

なおそのAll handsには、我々の専務Director)、ジェネラルマネージャー、そしてCVP(副社長)までが参加されました。

 

そして All hands では いつも最後の10分くらいはQ&Aの時間になるわけですが、

その日は誰も質問しようとしませんでした
アメリカで質問が出ない会議というのは通常ほぼあり得ないのですが。。

もちろん、みんな、レイオフの詳細を聞きたいに決まっています。laugh

しかし誰も、直接そのことに触れられませんでした。。

そこで ある一人が、「今建設中の新しいキャンパスができたら(2023年~24年完成予定)我々は今の隔離オフィスからそこへ引っ越す可能性があるのでしょうか?」という感じの質問をしました。

おそらくそれは、間接的に 我々はレイオフの対象になるのかどうかを確かめるための質問だったはずで、

もしオフィスの引っ越しの具体案があるなら、レイオフにならない見込みがあると判断し、

まったくわからない」みたいな回答だったら、レイオフになる候補だから引越しプランがない可能性がある、と考え得ると思ったものと思われます。

で、専務からの回答は「今のオフィスはリースなので、リース代から光熱費から何からみんなうちの予算で払っている。これは大きい支出なので、新しいキャンパスの最初のビルができた段階で早急に、一番乗りくらいのイメージで引っ越したい」というようなものでした。

・・まあ、その回答だけでは(思わせぶりかも知れないし)レイオフに関しては分かりませんでしたが、

とにかく、All handsの中でレイオフについての具体的な話がでることはありませんでした


それで、その日の夕方、専務は我々にメールを出してきました。びっくり

彼は、「今日のAll handsでは、今朝アナウンスされたレイオフの質問が出ると予想していたのにでなかった。だからメールで、現在分かっていることを伝える」と書いてきました。

・・完全にお互い、けん制しあっていたようですね_

そしてそのメールの内容は


とりあえず、マネージャー陣も、今回のレイオフのことは事前には一切知らされておらず

今朝のCEOからのメールで初めて知った、

現時点で HR(人事部)からマネージャーへのレイオフに関する連絡は一切ない。

みんなが知っている情報と、マネージャーが知っている情報は同じだ。


という趣旨の内容でした。


今回のレイオフは、まだアナウンスされたばかりで、

3月末までに終える予定となっているため、

結局3月になるまでは うちの部門がどうなるのかは分からない、ということになるかと思いますOMG


なお私の場合、現時点でまだグリーンカード(米国永住権)を持っていないため、

もしもこの1、2か月で解雇になった場合、

いきなり宿無しの高齢プータローとして強制帰国、

路頭に迷うことになってしまいますOMGOMG


まあそれでも、

結局 全力で今の仕事を頑張る以外の選択肢はないと思っています。

レイオフになるかもしれない。。」と毎日ビクビクしたところで何の役にも立ちませんし、

今のチームで働く一日一日が貴重な体験であり 日々学習している状況なので、

ひたすら頑張って、最高の成果を出せるように努力し続ける

それしかないと思います。