うちの会社では、それぞれのチーム・部署において「モラル イベント」と呼ばれるイベントが時々行われています。
Moral event - 英語を直訳すると 道徳的なイベント となってしまい、なんだか仰々しいのですが、
要するに「親睦会」です ![]()
チームのメンバーで食事に行ったり、クッキングクラスなどを受講しに行ったりするという類のものです。
なぜうちの会社では「親睦会」のことを Moral event というのかはわかりませんが、
(※英語の語彙としては、親睦会のようなイベントのことを Moral event とは定義していないと思います)
全社的に、日本法人や ヨーロッパの国々の法人もすべて、親睦会のことを「モラル イベント」と呼んでいます。
さて、その「モラル イベント」のためのMoral budget (親睦会費用)は毎年それなりに確保されています。
だいたい、年に3~4回程度 チームの全員が一緒に一般的なレストラン等で食事ができるくらいの予算になっているのが基本のようです。
ところが。
これはうちの会社に限った話ではないかと思いますが、
現在の経済の厳しい事情をうけて、
とにかく支出を極限まで抑えるように上層部からの指示があり、
その結果、現状は
1. Hiring freeze (新しい社員の募集・採用の停止)
2. No more Moral budget (モラル イベントの費用は無し)
3. No new PC order (新しいPCの発注禁止)
といった、何というか、明るいことが全く見えないような状況となってしまいました![]()
したがって、もはや「モラル イベント」を(参加者の費用負担なしで)やることができなくなってしまいました。![]()
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それでも、我々のマネージャーたちは「モラルイベントは引き続き実施するべきだ」と強く思っているということで、
Growth mindset (建設的な考え方)でアイデアを出し合おうと提案され、
(※ Growth mindset はうちの会社の もはや合言葉のような言葉と化しております)
とりあえず今回は「各自ランチを持ち込んで ミーティングルームで一緒にご飯を食べて、そのあとはみんなでボードゲームをやってみよう」
ということになったのでした。
ボードゲームとは、有名なところでいえば「モノポリー」とか、古くからある「The game of life(人生ゲーム)」などの類のゲームです。
うちのチームに、家に200種類以上のボードゲームがあるというマニア(ちなみにインド人女性)がいて、彼女がいくつかおすすめのボードゲームを当日会社に持ってくるから、みんなで楽しもう、ということでした。
・・しかし正直に言えば、私はモラルイベントの一環として ボードゲームで遊ぶことに対して懐疑的でした。
小学生じゃああるまいし、なんで大の大人が10~15人も集まって、
しかも貴重な業務時間を数時間削って、
ダイスを振ったりカードをめくったりするたびに一喜一憂しなければならないのだ、
と思ってしまったのです。
もちろん、プライベートでの集まりなら全然アリだと思いますが、
あくまでチームビルディングの一環、つまり仕事の一環としてやるわけですから。
もう一つ、個人的に懸念に思っていたのは、
意外とボードゲームのルールというのは複雑な場合が多いかと思いますが、
その複雑なルールを、英語で即興的に説明されて、その場で即理解できるかどうか不安でした![]()
まあそれでも、参加しないわけにも行きませんし
、参加しました。
ちなみに行ったボードゲームの最初の一つは Ticket to Ride というものです。
アメリカ大陸を電車で行き来することをテーマにしたゲームです。

ルールはそれなりに複雑で、覚えなくてはならないことも結構あったのですが、
結構みんな、没頭しまくっていました。
私ももちろん、楽しませていただくことができました![]()
ルールを理解するのに苦労するのは 皆共通で、![]()
また、意外とエンジニアって(自分も含めて)頭が固いというか、明確にならないと動けないところがあるものだなと 今回ボードゲームを一緒にやってみて思いました![]()
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最後に Postmortem(反省会)的に、今後もこのような「無料でできるモラルイベントをやるべきかどうか」「やるなら何ができるか」といった話し合いをしました。
「今後もまたやるべき」というのは全員一致の意見で![]()
「何をやるべきか」について、我々のマネージャーが「仕事以外のことで、お互いに何か得意なこと、例えば何か得意な料理の作り方とかを教えあうというのはどうですか?」と言い出し、
一人一人に「何か教えられるものはありますか?」と聞いていきました。
私は早い段階で指名されてしまい、回答に困って思わず
「Japanese language? (日本語なら。。)」
と苦し紛れに言ってしまいました。![]()
すると予想以上に反響があって、
「それって楽しいだけではなくて、実益も兼ねてて、最高じゃないですか?」
「でもそれって、コンプリートするまでに10年はかかるでしょ?
」
「いやいや、とりあえず初歩的なことだけでもすごく興味あります!」
「うちのチームには、中国語ネイティブも、韓国語ネイティブも、ポルトガル語ネイティブも、ヒンディー語ネイティブも・・色々いるのだから、この際各国の言語をみんなでお互いに教えあうというのはすごくいいかも!」
・・といったような感じで話が発展してしまいました![]()
それで結局、次回は晴れならトレッキング、雨なら私の日本語講座ということに・・![]()
当然私は、過去に日本語を人に教えたことはありません。
う~~む、どういう角度から日本語講座を展開していくのが チームのために有益なのか、ちょっと考える必要がありそうです。