2020年を振り返る | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

2020年という年は、おそらく1000年後の歴史の教科書(というものが存在しているか分かりませんが)でも大きく取り上げられるような激動の年だったと思います。

ただ、ここでネガティブなことを振り返ってもいいことはないので、2020年の良かったことを思い出しながら、振り返ってみたいと思います。


今年、本当に良かったと思うのは、家族のつながり・絆といったものがとても強まったということでした。
家族と一緒にいる時間がこれまででは考えられないほど長くなり(というか基本的に24時間ほぼいつも同じ屋根の下でした)、また、自分たちの身を守るためにも家族の強い結束が必須でした。

もちろん、弊害も多々ありました。
うちの子が英語だけの世界(小学校)に物理的に飛び込むことがなくなってしまったり、うちの奥さんの負担が非常に大きくなってしまったり、日本に行けなかったり、いろいろなことがありました。
それでもやっぱり、家族の絆がこれほど深まるチャンスはまずなかったと思います。


そして、広い物件に引っ越しをしたことで住環境が大きく改善されたことも、大きなトピックでした。
何といっても うちの奥さんの前の家でのストレスが大幅に軽減されたことがよかったです。

うちの子も、最初は「前の家の方がよかった」などと言っていましたが、広々遊べる今の環境の方が間違いなく過ごしやすいと感じていると思います。

もちろん私自身も、荷物がいっぱいで圧迫されていた環境から解放されて、とても過ごしやすく感じています。


仕事の面での今年の最大の改善は、実は睡眠時間が改善されたことによって、一日中集中力がほとんど切れることなく、密度の高い仕事時間を過ごせるようになったことです。
通勤時間が0になったのと、身だしなみを整える時間がなくなったことで、毎日7時間半くらい寝られるようになりました。
それによって、日中頭がボーっとしたり、集中できなくなったりすることが非常に少なくなりました。

なお、今年の仕事の個人的な達成は 表面上はプロモーション(昇格)なのかも知れませんが、やはり私自身、まだ自分が今のチームでプロモーションしてもらえるほどの成果を出したとは認められません
もっと納得できる仕事ができるようになることは、来年の課題です。


仕事関係でもう一つ、うちのチームのオフィスのビルディングが変わり、個室ベースのオフィスからチームルーム(大部屋)のオフィスになったことも、大きな変化でした。
私は個室ベースのオフィスが好きでしたが、やはり大部屋になることで全体の様子が見えるようになることで効率が上がることにもつながりました。
(※もっとも、3月の後半以降一日もオフィスで働いていませんが。。


家の話題に戻りますが、うちの庭でリスやアライグマといった動物たちを間近に見られるようになったのは、地味ですが大きなニュースでした。
うちの奥さんが春からリスの餌を庭に出すようにしてくれて、日々の生活に癒しが加わりました



思えば、一年前に2020年の目標を設定した時には「今の限界を越える」ということを大きな目標としていました。
残念ながら、今の自分自身は 去年までの自分自身の限界を越えられたとは思えませんが、今年は 来年一気に伸びるためにバネを引き締めていた一年だったと考えて、2021年は一気に飛躍できるよう、精神的に強くなることも含めて、頑張りたいところです。