家の購入を検討するべきか | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

私の同僚のほとんどの方は、ハウスを購入してそこに住んでいます。
そして彼らは「家を早く買った方がいいよ」と勧めてくれます。

その理由は、この辺りの地価は上がる一方で、向こう10年20年で下降傾向になることはまず考えられないからです。

地価が上がり続けるということは、家の賃貸料金もそれに比例して上がり続けるということです。
したがって、翌年の賃料はわからない(通常上がっていく)ため、収支の計画も立てにくくなります。

一方、家をローンを組んで購入した場合、月々の支払額は固定ですから、その後その家の地価がどうなろうが、月々の支払額が変動する心配はありません

そして、いずれ日本に帰るということになったときにも、まず確実に購入時よりも高く売れるとされているため、残りのローンの返済に困ることもない、と言われています。
つまり完済することを前提とせず、リタイアして日本に帰るとなったら家は即刻売ってローンを消滅させる、ということにすれば家賃を払い続けていた場合に比べて安くなる、ということです。

したがってこの地域では、いかなる状況であっても、家は購入した方が 賃貸よりも得をする という現状のようです。

実際、このあたりの地価は15年前の3倍くらいになっており、そのころ家を買った人はとんでもなく得をしています。


しかし、私は現時点で家の購入はあまり考えていません

というのは、今のこの辺りの地価の状況というのは、日本のバブル時代の状況に似ているからです。

あの頃も、「土地の値段というのは確実に上がっていくから、無理してでも家を買ってしまえば、いざとなったら買った時より高く売れるのだから損することは絶対にない」と言われていました。
それで貯金の代わりに家や土地を買う人も少なからずいたかと思いますが、バブル崩壊後、地価が下がっていったり、高すぎる土地(例えば田園調布など)は売りに出しても買い手がつかないといった状況に陥り、大損をする人が続出してしまったかと思います。

あの頃は、まさか土地や家を買った時よりも高い値段で売れなくなる時代が来るとは多くの人は思っていませんでした。。。


遠い将来、この辺りでも、地価が突然下がるような予期せぬ事件が起こったり、家を売りたくても買い手がつかないといった問題が起きないとは言い切れません。

・・確かに、15年前ならば10数万円の家賃で借りられたような物件が家賃30万円近くに跳ね上がっている現状は厳しいですが、何といっても、この先20年30年今の会社で働くというのは年齢的にもほぼ不可能であり、家が売れなかった場合ローンの完済ができなくなってしまう、というリスクが怖いです。


ちなみに家を購入する際の相場ですが、今住んでいる家(3ベッドルームのハウス)をZillowというサイトでEstimation(相場査定)してみると、$2,250,235 (約2億3千万円)です。

なお、うちの周りは実は豪邸だらけで、うちはこの辺ではもっとも小さくて安そうな物件なのですが、その豪邸群の相場を見るとどの家も日本円で3億以上です。

下の写真はうちの斜め向かいの家ですが、やはり3億以上の査定が付いています。



・・さすがにこの辺りはちょっと高すぎるのですが、もう少しダウンタウンから離れた場所で探したとしても、やはり日本円で1億円くらいが相場で、かなり小さめで大幅なリフォームが必要そうな物件でやっと8千万くらい、といった状況のようです。

なので、そもそも私にローンが組めるような相場ではなさそうです。