日本から出張で来てくださった方に会う | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

日本から出張でこちらに見えて、そして帰国前などに私に会う時間を取ってくださった日本人の方は今のところ3人ほどいらっしゃいます。

やはり懐かしい方々にお会いできるのはとても嬉しく、また しばらく忘れてしまっていたこともにわかに思い出したりします。

そして先日来てくださった方は、日本で働いていた時に本当にお世話になった方で、彼の姿勢を見習ってビジネスマネージメントの正しいアプローチを学ばせていただけたといえる方でした。

そんな方とここで再会できただけでも素晴らしいことでしたが、幸い彼の出張の最終日の金曜日は夕方特に予定がなかったということで、夕食を食べながらたくさん話をすることができて、しかもご馳走になってしまいました(笑)


さて、日本から来てくださった方と食事、ということになると私の感覚では「アメリカンな料理を食べたい」と思うことが多いのではないかと思っていました。

せっかくアメリカに来たのだから。。ということで、ここでしか食べられない もしくは日本とはボリュームがまるで違う感じの食事がしてみたいと思う方が多いと思っていたのでした。

しかし。
先日来てくださった方も、以前来てくださった方も、皆さん「日本食が食べたい」とおっしゃるのです。

ううむ、明日日本に帰国すればずっと日本食が食べられるのに、なぜわざわざアメリカで日本食・・と思ったのですが、考えてみればいくつか思い当たる節がありました。

1. そもそも好き好んでアメリカに旅行してきたわけではない
 観光旅行でアメリカに来たというならいざ知らず、仕事で半強制的に来ているわけですから、別にアメリカンな料理なんて最初から望んでいない、という方が大多数のような気がします。

2. すでに何度もアメリカに来ているため目新しさがない
 うちの会社の日本法人の場合、部署にもよりますが本社出張は珍しいことではないので、人によってはもう10回来ている、という人も少なくないと思います。
 また、学生時代にアメリカの大学に留学していた人や、アメリカで働いた経験がある人も少なくありません。
 当然ここでしか食べられないものなどに対する興味はなく、少しでも日常に近い和食を食べたいと思われるのも不自然ではないようです。

さらに、それこそ十数年前はこの辺りの和食レストランのクオリティはお世辞にもいいとは言えない状況で、例えば数少ないラーメンを食べられるところに行っても「この物体にラーメンという名前をつけるのは間違っているだろう」と言いたくなるようなレベルでしたが、今は贅沢を言わなければ和食として十分受け入れられるレベルになっていると思います。

なので、ここに出張できて、和食を選択されるのはそれほど不自然ではないのだと思います。

いずれにしても、次にどなたか日本から来てくださった際には、何かおもてなしをしたいところです。