スーパーボウルは別格の扱い | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

アメリカで一般的にもっとも人気のあるスポーツといえば、アメリカンフットボールだと思います。

ちなみにアメリカではアメリカンフットボールとは言いません。ただフットボールと言えば、アメフトのことになります。一方、イギリス英語ではフットボールと単に言えば、それはサッカーのことになります

そして本日2月2日はスーパーボウルの日、NFLの決勝戦でした。

その盛り上がり方たるや形容するのが難しいレベルで、日本ではこれだけ盛り上がる国内スポーツイベントはちょっとないのではないかと思います。

・・しかしながら、実は私自身はフットボールのルールがよくわかっていません(笑)

どうするとタッチダウンなのか、どうなると攻守交替するのかといった超基本的なことはまあなんとなくわかるのですが、細かいところはよくわかっていません。

それでもうちの奥さんはある程度ルールを知っており、フットボール観戦も楽しめるということで、とりあえずスーパーボウルの中継を見るためにテレビはつけていました。

最初はなんとなく見ていたのですが、さすがにスーパーボウルの舞台まで勝ち上がってきたチームのプレーは見ごたえがあり、また試合の流れも面白く、ルールがよくわかっていない私でさえも結構楽しむことができました。

また、スーパーボウルの楽しみは試合のみならず、ハーフタイムショーの豪華なパフォーマンスが、特に私のようなフットボールそのものをよくわかっていない人間にとっては大きな見どころだと思います。


スーパーボウルのハーフタイムショーにはちょっと思い出があります。

十数年前に一度アメリカに来ていた時に、やはりテレビでスーパーボウルの中継をやっていたのですが、その時のハーフタイムショーで放送事故が発生してしまいました。

ジャネットジャクソンの胸露出事件・・その事件は翌日のニュースでも非常に大きく取り上げられ、英語の聞き取りの下手な私でもその事の重要性はよく理解できました。

そのような放送事故を防ぐため、今ではなんと数秒遅延させて放送しているそうで、放送できない映像を水際で止めるシステムになっているのだそうです。

・・そんなことまでするほど、スーパーボウルの放送の影響力は大きく、また視聴率は極めて高いということになると思います。
きっと、50年くらい前の日本の紅白歌合戦並みかそれ以上の視聴率と影響力があるのだと思われます。

ちなみにスーパーボウルのハーフタイムショーは、昔は今のような豪華アーティストがライブを行っていたわけではなかったため、ハーフタイムショーの間は視聴率が極端に落ちて、さらに一説によればみんながその時間帯にトイレに行くため上下水道に一気に負荷がかかって事故が発生する恐れがあるため、ハーフタイムショーを見ごたえのあるものにしたという話もあるようです。


それほどまでに人気のあるスーパーボウル、そのチケット代たるや、安くとも40万円くらいからで、見やすくていい席になってくると500万円くらいになるそうで、それでもそのチケットの入手は極めて困難で、一般の人が確実にチケットを入手する手段というのはほぼないようです。

スーパーボウルでなくとも、アメリカのNFLは常に人気が高いので、チケットを取るのは非常に難しくかつ値段も高いそうです。

うーむ、きっと私はNFLの公式試合を生観戦する機会はたぶんなさそうです。