先週はほとんど毎日深夜まで仕事をせざるを得ない状況でした。
特に木曜日の深夜は帰宅後直後からもずっと、同僚と上司とIM(インスタントメッセージ)や電話をしながら何時間も仕事を続け、さらにそのまま金曜日にも朝8時にはその仕事の続きのために出社して・・という状況で、疲れ切っていました。
いや、先週だけではありません。
似たような状況がもう何か月も続いており、精神的にもかなり参っていました。
さらに、我々の作っているものに対してすべての関係者がポジティブに見てくれているわけではない、難しい状況なので、気持ちよくすっきりと頑張れるわけではない、ということもかなり影響している状況です。
・・しかしそれでも、上記のような厳しい状況であっても、こんなに素晴らしい仕事はないと本当に思っています。
まず第一に、「自分にできることがある」ということが素晴らしいというか、有難いです。
今の世の中 特に私たちの年代では、何かしらの理由で職を失ったとして、再就職のために就職活動をしても、なかなか採用してくれる会社がなかったり、もしくは相手にもしてもらえないといったことがあり得ると思います。
仕事をしたいのに仕事がなくて、時間ばかりが過ぎて、焦りが恐怖に変わっていく・・という状況は、想像以上にきついと思います。
なので、今、自分に職があって、(要求が高度過ぎるという問題があるとはいえ)自分にまかされているプロジェクトが大量にあるというのは有難いことだと思います。
次に、ここでの仕事体験はおそらく私の仕事人生の中で最も大きな足跡になると思っています。
とにかく人生の中でこんなにも一生懸命、本気で何かのために頑張ったことはありませんでした。
(もちろんこれまでも頑張ってやってきたつもりだったのですが、今に比べたらまだまだ甘かったと思います。)
片田舎の出身の特別才能があるわけでもない私が、これだけ大きな組織で頑張らせてもらって、世界中の人たちに何かを配信することに関われているということは、「自分史」の中のとても大きな1ページになると思います。
そしてもう一つ、こんなに成長させてもらえる仕事環境もなかなかない、ということです。
まず技術力を伸ばす、という意味で素晴らしい環境だと思います。
もともと10年くらいエンジニア職を離れていた私にとって、ここの仕事をするのに必要な技術についていくのは相当ハードルが高いのですが、「それができなきゃ仕事にならない」という状況のおかげで、成長せざるを得なくなっています。
また、本当のビジネスマネジメントを学ぶ、という意味でも素晴らしい環境だと思います。
我々エンジニアであっても、ただ淡々と割り当てられた業務をこなしているわけではありません。
かなりのビジネスコミュニケーション能力が問われます。もちろん英語で です。
失敗すると相当痛い目にあい、悔しくて眠れなくなるほど痛烈な記憶となりますので、その経験が自分自身の成長へと直接つながると思います。
だから、このくらいのことで音を上げるわけにはいきません。
というか、音を上げたところで逃げ道もありません。
今こそ、「どんなことも楽しみながら取り組むこと」という家訓(私がうちの子にいつも言っていること)を自らが実践する時だと思います。
明日日曜日は少しだけリフレッシュさせてもらって、月曜日からまたこの素晴らしい仕事を楽しみながら全身全霊をかけて取り組みたいところです。