アメリカで働いている日本人には、大きく分けて2種類のパターンが存在するといえると思います。
1つは、グリーンカード(永住権)を所持している日本人
もう1つは、就労ビザを受けている日本人
です。
なお、アメリカ市民権を得てアメリカで働いている、血は日本人という人もいますが、そういう方は国籍上は日本人ではない、日系アメリカ人という扱いになると思います。
さて、就労ビザと永住権とでは事情がかなり違います。
例えば、「ああもうこの会社嫌になったから辞めよう。。しばらくは貯金で生活しながら引き続きアメリカで就職活動をしよう」というやり方は、就労ビザでアメリカで働いている場合は基本的にできません。
就労ビザは、今働いている会社の今の組織がスポンサーとなって発給されているものなので、その会社にいられないのであれば、そのビザは剥奪されることになってしまうと思います。
同じ会社の中での異動であれば、今の上司と新しい組織の上司が合意しているのであれば、おそらく就労ビザはそのままで働き続けられるのではないかと思いますが、定かではありません。
また、就労ビザには期限があるので、(私の現在のビザは5年間有効です。)その期限を越えて働くのであれば再度ビザを発行してもらう必要があります。
おそらく、まったくアメリカで働いていない状態で新規に就労ビザを取得するよりは取りやすそうな気がしますが、いずれにしても、またあのビザ取得プロセスを通さなくてはならないと思うと気が遠くなりそうです(笑)
※なお、ビザ取得の苦労については本ブログの2月、3月くらいの記事に記載しています。
また当然、アメリカで起業するといったことは、就労ビザや観光ビザで来ている外国人には基本的にできません。
一方、永住権を持っている人は今働いている会社に束縛されることはないと思います。
上記のような、今の会社を辞めて別のアメリカの会社の就職活動をするということも、アメリカで起業するということも、法的な問題はないと思います。
永住権を持っている人は、基本的に選挙権以外はアメリカ国民とほぼ同じということなので、会社を辞めることでアメリカに住む権利を失うことはないと思います。
(実際、永住権を持ってうちの会社で働いていた日本人の方が、別の会社に行くことになってうちの会社を辞めていかれた事例を見ました。)
なお逆に、永住権を持っている人は、その永住権を維持するためには年間ある一定の日数以上アメリカにいないとその永住権を失ってしまうそうです。
日数は正確に把握していませんが、確か半年以上アメリカにいないと権利を失ってしまうと聞いたと思います。
したがって、安定してアメリカで働き続けるためには、永住権を取得した方がいいということになると思います。
永住権の取得にはいくつか方法があり、アメリカ人との結婚や抽選などの方法があると思いますが、就労している会社のサポートで取得する方法もあります。
ただし、会社のサポートで永住権を取得するには長い年月が必要で5年くらいかかる場合も普通にあるようです。
ちなみに結婚による永住権の取得の場合は1年くらいで取得できるようです。
なので私も、会社をクビにならない限りはここで働き続けたいので 永住権が欲しいところですが、まだ最初の書類を提出したばかりで長々待たされている状態であり、どうなるかはまだわからない状態です。
日本企業ではあまりないことだと思いますが、アメリカの企業では突然組織が解散になったなどの理由で急遽解雇されてしまうこともあるためいつまでここで働き続けられるのかはまったくわかりませんが、永住権を取得して、うちの子が自立できるくらいまではこの会社で働き続けたいですね。