新車を購入 | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

前回の記事で、「自分の車というのは男のロマンだ」などと書いていましたが、実は今回の車は、男のロマンというよりは女のロマン?です。

何を言っているかと言いますと、今回購入した車は、ほぼうちの奥さんへのプレゼントと言えると思います。

現実的に言って、今後のライフスタイルを考えると、圧倒的にうちの奥さんが車を使う時間の方が長くなると思われます。
もちろん休日などに家族で車で外出する、ということであれば基本的には私が運転するつもりですが、平日はほとんど彼女のマイカーになると思います。

私の通勤に関しては、バス通勤にするつもりです。
もしも引っ越し先がバス停から離れているならば、バス停まで自転車で行きます。
幸い、会社のビルの近くのバス停にはたくさんのルートからのバスが多数停まります。

「だったら車を二台買えばいいではないか」という意見もあるかもしれませんが、実は、切実な話で恐縮ですが、計算上それだと生活費が厳しくなります。。
オファーレター上で提示された年収は、これまでの日本での年収とあまり変わらない金額でしたが、実際の、いわゆる「手取り」の給料になると、税金等の天引きにより、これまでの8割程度まで落ち込みました。



ということで、うちの奥さんの希望を聞いたところ、荷物がどっさり詰める、SUV系の車がいいということでした。
ミッションはもちろんオートマがいい、というかマニュアル車は運転できない、ということでガッカリ・・という以前に、まあ家族用の車でマニュアルミッションを選ぶ人はいないでしょうから、そこはオートマ一択ですね。

一方で私の希望としては、コンパクトであること、燃費がいいこと、そして安いことでした。

なぜコンパクトがいいかといいますと、アメリカの駐車場はだいたい「Compact」と書かれたコンパクト車向けの若干狭いスペースと、何も書かれていないスタンダードな車向けのスペースとが用意されています。

そして、コンパクトカーをスタンダードなスペースに駐車することはもちろん可能ですが、逆に大きい車をコンパクトカーのスペースに駐車するのは当然むつかしいです。
それでも結構、大きい車を無理やりコンパクトカーのスペースに停める人もいますが、当然接触のリスクが高まります

なので、安心してコンパクトのスペースに停められる、コンパクトカーが良かったのです。


比較的コンパクトだけれども、荷物も十分に入る車・・ということで候補に挙がったのが、TOYOTAのRAV4です。

RAV4は、昔うちの奥さんが独身時代に乗っていたそうで、親しみもあるのだと思います。

私も、RAV4という車のイメージは、荷物は結構入りそうだけれどもそこそこコンパクトな車、というものでした。
実際、昔のRAV4は多分そうだったと思います。

とにかく、うちの奥さんがRAV4を気に入っているようで、ほかの車の名前も一切出てきませんでしたので、RAV4の一択で行くことにしました。

ただ、燃費はいい方がいいので、ハイブリッドを選択しました。
実は意外と、ハイブリッドでも価格差がなかったというところも選択の理由です。

色は、これも奥さんの好みを尊重してブルーにしました。
まあ、ブルーは私も好きな色でしたし、それに、黒や白だと広い駐車場で探しにくいので、良い選択だと思いました。


ただ、ディーラーに出向いて、車の大きさを実際に見て、そして提示された値段を見たときは、ちょっとしり込みしそうになりました。

2019モデルのRAV4、デカいです。
どうやら2019年モデルは完全にフルモデルチェンジして、ワンランク上のサイズのカテゴリーに入ることになったようです。
同じTOYOTA車系でいうと、ハリアー(大型SUV)と同じクラスになります。ハリアーとRAV4でどう差別化するのか心配になる感じです。

また、お値段もかなりな額になっております。
一番安いモデルでも、諸費用込みで350万円くらい、ハイブリッドの4WDだと400万オーバーです。

しかし、何といってもうちの奥さんのお気に入りの車ですから、ほかに選択肢はありません。
また、試乗してみると、予想以上に運転しやすくてびっくりしました。それほど取り回しも苦労しない感じです。

ということで、ブルーのハイブリッドのRAV4に決めたのでした。



正直なところ、購入したときは「ああ、高い買い物をしてしまった。。」と思っていましたが、実際に乗ってみると実はこの車、高いだけのことはあると思い知らされることが満載でした。

その細かい部分についてはまた後日書きたいと思います。