ついに正式リリース、Echo2 & EchoStudio2 公開
NextAppは15日(米国時間)、Echo2の最新版となるEcho2 Web Frameworkおよび、EchoStudio2の最新版となるEchoStudio2 Visual Development Toolを公開したことを発表した。NextAppはこれまでEcho2 Web FrameworkおよびEchoStudio2 Visual Development Toolのベータ版扱いとなるバージョンを繰り返し公開してきた。今回、メジャーバージョンとしてのリリースが行われた。
Echo2 Web FrameworkはAJAXを実現し、Web経由でのリッチコンテンツの作成を可能にするWebアプリケーションフレームワーク。Mozilla Public Licenseのもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。EchoStudio2 Visual Development ToolはEcho2 Web Framework開発を行うために統合開発環境。Eclipseベースの開発環境で、商用ライセンスのもとで提供されている。
Echo2 Web Frameworkの成果物はオンラインのデモアプリケーションで体験することができる。7日(米国時間)にはEcho2 2.0.rc6/EchoStudio 2.0 Preview 2が公開されていた。
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EclipseでJ2EEシステム開発サポート - Eclipse WTP 1.0公開へ
The Eclipse Foundation, Eclipse WTP Projectは19日(カナダ時間)、Eclipse WTP(Web Tools Platform)の最新版であるEclipse WTP 1.0の一般公開を今週中には開始すると発表した。Eclipse WTP 1.0はJ2EEおよびWebアプリケーションを開発するためのツールプラットフォーム。
Eclipse WTP 1.0ではWTP APIの定義と最新のEclipseへの対応にとくに注力して作業が行われている。Eclipse WTP 0.7からの主な変更点は次のとおり。
- WTP APIの定義
- プロモートセレクティッドプロビジョナルAPI
- すぐに使える開発ツールの強化と拡張
- 現行のバージョンの Eclipse への対応 (Eclipse 3.1.1など)
- Eclipse 3.2で導入が予定されている機能へのあらかじめの対応
- IBMから主要ドキュメントとヘルプシステムの寄与
- 安定性、性能、スケーラビリティなどに関する重要なバグの修正
今後の開発で予定されているロードマップとしては、Java 5.0やWSDL 2.0といったJ2EEスタンダードやWebスタンダードへの対応がある。
Eclipse WTPはすでにBEA、Borland、IBM、JBoss、ObjectWebなどのJ2EEベンダによって採用されており、今回Eclipse WTP 1.0が公開されることで、サードパーティにおけるEclipse WTPの採用がさらに加速するとみられている。関連することになる商用プロダクトとしてはたとえばBEA Workshop、IBM Rational Application Developer for WebSphere Softwareなどがある。
Eclipseはプラグインベースの統合開発環境。標準でJavaの開発環境プラグインが装備されているほか、導入するプラグインによってさまざまな統合開発環境やアプリケーションとして振る舞うことができる。今回、Eclipse WTP 1.0が一般公開されることで、サードパーティベンダからJ2EE/Webアプリケーションに関する開発を行うためのプラグインの提供が行いやすくなる。今後Eclipse WTP 1.0をベースにした開発プラグインが登場することになると考えられる。
関連記事
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- Ruby on Rails統合開発環境 - RadRails 0.5公開
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- Eclipse Web Tools Platform
http://www.eclipse.org/webtools/
NetBeansベースのグラフィカルデバッガ - JSwat 3.4 公開
Blue Marsh Softworksは18日(米国時間)、JSwatの最新版であるJSwat 3.4を公開した。JSwat 3.4はJava Platform Debugger Architecture(JPDA)を使用するグラフィカルデバッガフロントエンド。NetBeansをベースに開発されている。
JSwat 3.4はSun Public License Version 1.0のもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。条件づきブレークポイントの設定機能があるほか、ソースコードのハイライト表示、ソースコードナビゲータ、スレッドを表示するためのディスプレイパネル、コールスタック、数値の表示、操作のためのコマンドインタフェース、Java風式評価指定などの機能を有している。
JSwat 3.4を使用するにはJava 5かまたはそれ以降のバージョンが必要。インストーラの状態のjarファイルが提供されているため、実行することでインストーラが起動する。
JSwat 3.4における主な変更点は次のとおり。
- シンセティックメソッドのステップなどに関するオプションの提供
- ダイアログにおけるデフォルトフォーカスの設定
- スレッドビューアへのclassカラムの追加
- ダイアログフィールドへのツールティップの追加
- バリアブルビューに対するtoString()カラムの追加
- タグを使ったサスペンドポリシープロパティの表示
- センシブルデフォルトインストールパスの使用
- アタッチダイアログへのresume immediatelyの追加
- class not loaded exception バグの修正
- stepping excludes に関するサンプルの修正
- そのほか各種バグの修正
JPDAはデバッガアプリケーションを構築するために提供されているインフラストラクチャ。JDI(Java Debug Interface)、JDWP(Java Debug Wire Protocol)、JVM TI (The JVM Tools Interface)という3つのレイヤーから構成されている。JPDAはJ2SE SDK 1.3以降のすべての環境などで提供されている。
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「自治体で初めて」,会津坂下町がオープンソースCMSのZopeで公式サイト 福島県会津坂下町は2
Zopeは米Zopeが開発,オープンソース・ソフトウエアとして配布しているコンテンツ管理システム。PloneはZope上のポータル・サイト構築ツールである。
会津坂下町は人口およそ1万9000人。町役場内での各担当者自身がコンテンツを作成できるよう,承認者を経て公開するワークフロー処理を実現できるようにするためコンテンツ管理システムを導入したという。2006年4月に職員自身がコンテンツ作成や管理を行う運用体勢への目指し,現在教育などを行っている。
サイトの構築は,福島県のベンダーである朝日システムが担当した。
オラクル、市販製品で自社ソフトのコードを分析へ--バグ確認プロセスの強化を狙う
かねてより、製品の安全性に関してセキュリティ研究者から批判を受けていたOracleが、バグ確認プロセスの自動化をさらに押し進めようとしている。
Oracleは米国時間20日、同社製品のソースコードを分析し、潜在的なセキュリティ脆弱性を発見するために、Fortify Softwareの技術を利用し始めたことを明らかにした。
OracleのチーフセキュリティオフィサーMary Ann Davidsonはインタビューの中で、Fortifyの技術の利用は、「Oracle製品の安全性を確立する目的で進めている、さまざまな取り組みの1つだ。こうした技術を採用することで、取り組みを大きく前進させることができる」と述べた。
最近までOracleは、自社で開発したツールを用いて製品のコードを分析し、SQLインジェクションやバッファオーバーフローなどを引き起こす一般的な脆弱性の発見に努めてきた。Davidsonは、OracleではFortifyの「Source Code Analysis」製品のような包括的なツールは使用していなかったと話す。「(同ツールを利用することで)問題を発見するまでの所要時間が大幅に短縮されるだろう」(Davidson)
Davidsonはまた、Oracleはコーディング標準の安全化を図るとともに、セキュリティおよび製品のセキュリティ監査に関するトレーニングを社員に提供していると語った。
FortifyのSource Code Analysisは、ソースコードを精査し、脆弱性が存在しているかどうかを調べる製品だ。同ソフトウェアでは、65種類以上の脆弱性をチェックすることが可能だという。通常は、開発者が記述したコードを登録しておくサーバや、開発者のデスクトップで利用されている。
FortifyのCEOであるJohn Jackは同製品について「Oracleのような企業が開発過程でエラーを発見/修正するのに役立つ」と述べている。
長らく自社製品の安全性を誇ってきたOracleだが、このところ、セキュリティに対する姿勢をめぐって多くの批判を浴びるようになった。セキュリティ研究者は、同社が脆弱性に対応するのがあまりに遅く、不具合のあるセキュリティアップデートをリリースしたり、セキュリティホールを放置したりしていることも問題だと非難している。
セキュリティ研究者で、イギリスのNext Generation Security Softwareの共同設立者でもあるDavid Litchfieldは、Oracleを声高に批判する専門家の1人だ。同氏は、OracleがFortifyの技術を採用したことを「正しい方向に向かう大きな一歩」と評価している。ただし、コードチェッカーは万能薬ではないとも、Litchfieldは述べている。
「最良の対策は、何よりもまず安全なコードを記述することだ。ソースコードのスキャンツールは最後の手段とするべきで、いい加減で安全性の低いプログラミングを補うものにはならない」(Litchfield)
@IT 12月21日
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NET&COM2006
情報システム/ネットワーク/セキュリティの総合展
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┃N┃E┃T┃&┃C┃O┃M┃2┃0┃0┃6┃
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2006年2月1日(水)~3日(金) 東京ビッグサイト
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N┃E┃T┃&┃C┃O┃M┃は┃
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情報システムはもちろん、コンピュータ・ハードウエア、ソフトウエア、
ネットワーク、セキュリティサービス、ソリューションまで、企業のITに
関わる人に必要不可欠な情報を発信する、日経BP社が総力をあげて実施する
ITの総合展です。
今年のゾーニングは「情報システム」「ネットワーク」「セキュリティ」
の3ゾーン構成。これに加え6つのテーマパビリオンを設置、毎年大人気の主
催者企画「ネットワーク最前線」の今年のテーマは“無線LANセキュリティ”
このほか日経BP社の専門誌記者が情報発信するメインシアターなど。
様々な企画をご用意し、皆様のご来場をお待ち申し上げております。
開┃催┃概┃要┃
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・名 称: NET&COM 2006
・会 期: 2006年2月1日(水)~3日(金)10:00~17:00
・会 場: 東京ビッグサイト
・主 催: 日経BP社
・後 援: 経済産業省、総務省、アメリカ合衆国大使館 商務部
・入場料: 2,000円(税込み)※事前登録で入場料が無料になります!
T┃O┃P┃I┃C┃S┃
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【1】--- 入場料が無料になる事前登録受付中!BP社専門誌の見本誌も進呈中
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【2】--- 基調講演 日野自動車 蛇川会長 に決定!
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【3】--- トレンドを捉える!日経BP社専門誌によるセッション(有料)
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【4】--- 出展企業によるテーマ別の専門セッションも盛りだくさん
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【5】--- 無線LANのセキュリティ技術が一堂に! <ネットワーク最前線2006>
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■□ 【1】入場料2,000円が無料になる事前登録受付開始! ■□
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NET&COM公式サイトから事前登録をしていただくと、展示会入場料2000円が無料
になります。また、ご希望の方に「日経コンピュータ」「日経システム構築」
「日経コミュニケーション」いずれかの見本誌を進呈させていただきます。
展示会事前登録ページよりお申し込みください。
◆事前登録はこちら ⇒ http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/entry.shtml
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■□ 【2】基調講演 受講申込受付開始! ■□
■□■ 2/1(水)は日野自動車の蛇川会長が講演! ■□■
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基調講演では、連日業界の第一人者を招いて基調講演を実施します。
事前登録制となっていますので、聴講をご希望の方はお早めにお申し込みくだ
さい。
■2月1日(水)10:00~11:00
【基調講演】
IT活用による経営改革
~トラックの開発、製造、販売における常識の打破~
日野自動車 代表取締役会長 蛇川 忠暉 氏
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トヨタ自動車在籍40年の知識と経験から、日野自動車流のやり方を
作り出し、日野自動車の風土改革に挑戦している。その戦いの道具
としてIT(情報技術)を活用し、経営目標の実現に向けて全役員を
巻き込み、着実に会社を変えてきた。一連の経営改革について、実例
を挙げながら説明する。
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◆詳細・お申込 → http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/forum/K1.shtml
■2月2日(木)10:00~12:15
【基調講演】
「通信と放送の融合」を超えて―コンテンツ・ビジネスの視点から
日本経済団体連合会(経団連)
産業本部 副本部長 兼 産業基盤グループ長 阿部 泰久 氏
【パネルディスカッション】
通信と放送の融合は現場で起こっている
◆詳細・お申込 → http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/forum/K2.shtml
■2月3日(金)10:00~12:15
【基調講演】
IT業界の競争力強化のために急がれる高度人材の育成
日本経済団体連合会(経団連)
高度情報通信人材育成に関するワーキング・グループ座長
NTTデータ 代表取締役副社長 執行役員 山下 徹 氏
【パネルディスカッション】
高度人材の育成に向けたアクションプラン
◆詳細・お申込 → http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/forum/K3.shtml
OSS最新動向セミナー
Linuxを中核とし、いまでこそあたりまえになりつつある“オープンソースソフトウェア”。
各界のオープンソース第一人者が、オープンソースの最新動向と将来像を大いに語ります。
オープンソースの本質を理解し、企業戦略としてのオープンソース活用の道を模索しましょう。
| 日時 | 2006/01/16(月) |
| 会場 | 日本工業倶楽部 2F大会堂 会場地図へ
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| 参加料 | 無料(事前登録が必要) |
| 時間 | 内容 | ||
|---|---|---|---|
| 13:30~13:40 | 《ご挨拶》 NEC 執行役員常務 伊久美 功一 |
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| 13:40~13:50 | 《ご挨拶》 LPI Inc. President & CEO ジム・レイシー (Jim Lacey) |
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| 13:50~14:50 | 《基調講演》 *日本初講演* オープンソース ~成り立ちとこれから~ (仮) 講演者:工学博士 ポール・エガート氏 (Paul Eggert, PhD.) プロフィール :
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| 14:50~15:00 | 休憩 | ||
| 15:00~16:00 | 《講演1》 「Namazu」誕生前後を振りかえる 概要: 日本語全文検索システム「Namazu」が登場する前後の関連OSS の状況を、現代の視点から改めて確認を行い、現代にも通じる点について考察します。 講師: 馬場 肇 氏 プロフィール :
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| 16:00~17:00 | 《講演2》 事例にみるオープンソース「Samba」導入メリット 講師: 小田切 耕司 氏 プロフィール :
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■お申し込み
■お問い合わせ先- NEC コンピュータソフトウェア事業本部 Linux推進センター
- セミナー事務局 担当:堀川
- Tel:03-3456-0625 Fax:03-3456-0636
- E-mail:linux@sw.nec.co.jp
設定ファイルはなんでも来い - Jakarta Commons Configuration 1.
The Jakarta Commons Configuration teamは18日(米国時間)、Jakarta Commons Configurationの最新版となるJakarta Commons Configuration 1.2を公開したことを発表した。Jakarta Commons Configuration 1.2はApache License Version 2.0のもとでオープンソースソフトウェアとして配布されている。
Jakarta Commons Configuration 1.2は汎用的な設定ファイルインターフェースを提供するJava API。Jakarta Commons Configuration 1.2を経由することで、設定ファイルの実体がプロパティファイルであろうと、XML設定ファイルであろうと、JDBCを使ったデータベース経由であろうと、同様のAPIでアクセスできるようになる。
Jakarta Commons Configuration 1.2はおもにファイルベースコンフィグレーションやリローディングストラテジに関するバグフィックスを目的としたバージョン。またいくつかの新機能の追加も行われている。
Jakarta Commons Configuration 1.2において提供されている対応ソースは次のとおり。
- プロパティファイル
- プロパティリストファイル
- システムプロパティファイル
- XML設定ファイル
- JNDI
- JDBCデータソース
- Appletパラメータ
- Servletパラメータ
一種類のデータ形式のままでも、複数のデータ形式をミックスして使用することもできる。
Jakarta Commons Configurationが提供している機能は、もともとはApache JServにおいて開発されていた機能。Apache JServに追加された機能は徐々にJakarta Turbineに移植され、Jakarta Turbineにおいて実装された機能は最終的にJakarta Velocityに移行することになった。Jakarta Velocityの後でJakarta Commonsに提案され、現在The Jakarta Commons Configuration teamのもとで開発されている。
http://jakarta.apache.org/commons/configuration/