永遠のビギナーのブログ -56ページ目

HHKをWin/Macで並行利用する

HHKBがMacでうまく認識されないことは以前書いた 。
ふと思いついて、ドライバーがないか探してみるとやっぱりあったのでインストール。めでたく認識されて、まともに使えるようになった。(本来すぐ思いつくべきであるが。)

本家ではDIPスイッチでWin/Macを切り替えるよう書かれている(これはドライバーと並行なのか?)が、いちいちそんなことはしていられないのでとりあえずは無視。ATOK for Macも変換/無変換キー(それぞれ「かな」、「英数」キーとして認識される。)で半角/全角切り替えができるようになったので、Winと変わらない使用感で使える。

やはり使用環境の統一は効率に利く。おかげで便利になりました。(まあ、Macで日本語を書くことは少ないのだけれど。)

コードによる制約といかに共存すべきなのか?

今日のネタ元はここ だが、大きくずれた話になる。ご承知おきください。
また、今回は特にまとめもない。読んだ方は以下の問いを是非考えて欲しい。

記事は要するに、FF14というオンラインゲーム(インターネット上で通信して行うPCゲーム)の用語が訳のわからないことになって、どうも中国版の小改変ではないか、という憶測というか想像の話である。発行元の発表が公式、非公式入り乱れて混乱に拍車をかけているようだ。悪いユーザ対応の典型例のような気がする。

まあ正直、そういうゲームをやる気も、FFシリーズをやったこともないのでこんな話はどうでもいいのだが、これに関連した話で気になる点が一つ。

ネット上にこんな話 が。

-----ここから(必要部抜粋)

葬式スレにも貼ったけど疲労度なんてもがなんで実装されたかわかったんで貼っとくな
中国の新しい法律↓
中国ではオンラインゲームにアクセスするには、まず実名登録が必要
認証の際、未成年者と分かれば、長時間プレーを防止するため
「1日3時間を超えればポイント半減、5時間以上ならゼロ」
とする新システムがゲーム運営業者に義務付けられる。

現潜在値のシステムと驚くほど合致

-----ここまで

で、まあこんな記事 もある

さて事実はさておき、FF14を中国市場で展開するためにゲーム会社がゲームにそういう機能を追加したと仮定して話を進める。「一企業が自社のゲーム仕様をどうしようと、勝手ではないか」という意見もあるだろうが、もう少し考えてみよう。

このゲームは中国と日本と北米に投入されるようなので、結果として中国の法律がゲームプログラムの仕様(これをより一般的に「コードの制約」と呼ぼう)という形で元来その法律と無関係の北米と日本のユーザに制約を課すことになる。

さて、問いだ。
コードの制約という形にしろ、私たち(または北米ユーザ)は中国の法律に従う必要はあるのだろうか?

有り体に言えば、ゲームは代用がいくらでもあるだろうからそれほど大きな問題ではないのは確かだろう。しかし現実はもっと大きく動いている。

次の場合はどうであろうか。
1)日本の検索市場はグーグルと日本ヤフーで事実上寡占されている。
2)今度日本ヤフーの検索エンジンはグーグルのものを使うことになった。(それまでは独自エンジン)
3)検索市場はSEO対策業界があるほど、今やネットワーク上の商売において必要不可欠なものである。
4)「検索八分」という言葉があり、(不勉強にもこの言葉は最近知ったのだが。村八分からの連想であろう)検索業者の規約違反をしたものは検索結果に表示されない。(つまり検索エンジン内では事実上存在しない扱いになる。)ついでに言えば、検索八分になったものにその理由は開示されないようである。

以下は私の前提である。
あ)グーグルは(少なくとも今のところ)良心的であり、検索八分になる対象者はほとんど対象者の自業自得である。

以下はほぼ自明の前提だ
い)グーグルは人間が経営している以上、完璧を期待してはならず、また完璧ではない。
う)コードの制約は作成する人間によって自由に改変可能である。(システムを作成している側は任意の証拠を消すことも理論上可能だ。)

さて、2番目の問いだ。
一私企業の「コードの制約」によって、1国からある個人、組織、団体が存在を抹殺されることは認められるべきだろうか。ちなみに、法的救済措置はこのような場合には(想定外なので)ほとんど機能しておらず(というか、そういう係争を寡聞にして知らない。)、唯一、独占禁止法のみがエンジン統合を不許可にすることによって緩和することができる。

今のところ、政府は「グーグルと日本ヤフーの検索エンジン統合は独占禁止法違反でない」という考えのようだ。
付言すれば、私のブログへの現状の流入は検索エンジンからは95%程度がグーグル経由である。。(実際のグーグルの国内検索シェアはもっと低いらしい。)しかもマイナー領域とはいえ、結構扱いがいい。もろにロングテールである。

技術的且つ社会的な話をすれば、
A)インターネットは純粋に人工的なインフラであって、少なくとも先進国では現状、必要不可欠なインフラである。
B)コードの制約によって、その影響下にある(一部の)インターネットコンテンツは誰かの意志により自由にされうる(その存在も、架空の発信も、実受信の消滅も)。ゾンビPCのボットネットが今ではいい例だろう。

先の二つの問いを是非とも考えていただきたい。

この問いを深く考えたい人には以下の書籍をおすすめする。
"CODE and other laws of Cyberspace" by Lawrence Lessig
和訳もあるよ。
とりあえずこの和訳が2001年の段階で出ていることに大きな驚きとその深い洞察力に敬意を表する。(読んだのはだいぶ前だが。)

CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー/ローレンス レッシグ
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Amazon.co.jp

「Macにおける暗号化とバックアップの二律背反について」の続き

さて、OS Xの標準機能であるバックアップと暗号化の相性が悪い話は昨日書いた 。
そういうわけで、暗号化をやめようと思ったのだがさらに相性の悪さを露呈したようだ。

とりあえず、Time Machineで作成したバックアップをすべて消そうと思い、すべて消すことを選択した。なにやらHDDにアクセスはちょっとしたようだが、ちっとも終わらない、というか何の反応もない。。何度やってもダメで、ついにはTime Machineがウンスンになってしまったので強制終了した(このソフトは全画面を占有する)。どうも試行したプロセスがすべて生きていて、メモリをつぶしたらしい。昔のWinならブルースクリーンだろう。(今は知らない。)

暗号化と相性が悪いことを思い出し、とりあえず暗号化を外すことから始める。→はずれない。理由は不明だが何かがコピーできないと行っている。とりあえず表示があるのでそこから推理する。ファイルのトレーサビリティと関係するのはバックアップだ。そこでバックアップを消したいのだが、これでは無限ループだ。

面倒なので、Time Machineの停止(いま思いついたが、これを忘れたせいか?)、バックアップ用HDDの再フォーマット、ついでにパーティッションを切る。こういうところはあっさり便利。(昨日はわからなかったが便利なユティリティーがあった。)だいたいパーティッションの区切りをドラッグで決めるなんてかっこいい。(数字はきっちりしないけど。気になる人は気になるだろうな、これ。)再び暗号化解除にトライ。今度はうまくいった。やはり暗号化機能とバックアップ機能がデッドロックになっていたようだ。まあ、暗号化機能のON/OFFはファイルのトレースに支障を来すだろうから、バックアップ機能とうまいこと連携しないと、食い違うことになるのはわかる。けど、いいのか、これ。

わかりやすい例を挙げてみよう。
今一台のMacに登録ユーザが2人(A, B)いる。両者ともに暗号化をかけていて、Time Machineも動いている。とりあえず自分の作業中はバックアップしてくれないが、相手の作業時間があるのでバックアップ作業は(頻度は少なくても)進行していく。

1年が経過する。

Aは必要により自分の作業時間もバックアップしたくなったので、暗号化を解除したい。果たして暗号化は解除できて、過去の自分のデータは破棄するにしてもBのデータは破棄せずにすむのだろうか?(個人的には自分の過去データを破棄せざるをえないところからして気に入らないのだが。)暗号化するとシステムの状態と一緒にバックアップをとるようなので、普通に考えるとユーザBのホームも巻き込むことになるだろう。

ユーザAとBのバックアップ(ユーザA作業時のユーザBのバックアップとユーザB作業時のユーザAのバックアップ)が別の時間軸で管理されていれば巻き込まなくてすむのだが、そうすると片方を消したとたんに過去のシステム変更でなにやら不都合が生じそうな気もする。

おそらく原因は、ホームの暗号化なのにバックアップになるとシステムと不可分になる(いや、利便性のためユーザ表示として分離しないのはいんだけど、システム側の管理も不可分のはどうなの?)ところにあるのだろう。データ構造としてはユーザXのシステム、ユーザAのホーム、ユーザBのホームの形で暗号化バックアップを持っておいてユーザAの暗号化解除はユーザAのホームの破棄で済ませればいいのでは?どうせ暗号化キーはマスターキーで統一しているんだろうし。(だからパスワードを忘れてもマスターキーで戻せるんだろうし。)表示するときは各ユーザに該当するホームとシステムの統一系で表示すれば今と変わらないし。

まあ、ここはWinでも復元はいまいち復元しないと言われるように、厳しいところだし。理想的にはシステムのスナップショットがとれればいいんだろうけど、それを一般向けPCにそれを求めるのもどうかと思うし。

とりあえず、暗号化して、バックアップをとっている人はマシンを変えるまで暗号化を解かない方がいいと思う。解く必要が出てきたらお気の毒です。ひょっとするとTime Machineを停止すれば吉かも。