永遠のビギナーのブログ -53ページ目

もう少し論理学を

本日、日経新聞19面

まず、「相当信頼できる」程度のものに「定理」という言葉を使う感性に違和感を覚える。個人的には「法則」(または「仮説」)程度がよかろうと思う。まあ、「柳腰」も年配の人では用法が違うらしいから何とも言えぬ。言葉は生き物だし。

以下、実際のデータを知らぬ故、記事の主張が本当に正しいのかはわからない。あくまでも正しいと仮定した上でのことである。

「景気上昇期には多くの人が考えるよりも景気は急速に拡大し、下降期には多くの人が考えるよりも急速に悪化するという傾向がある」なら、もっといい法則がある。「人々の予測より現実はオーバーシュートする」と言った方がいい。理由は簡単。そうすると第3は不要になるからだ(もったいぶる必要が無いなら法則は少ない方がいい)。

この法則は好景気不景気にかかわらず成立し、しかも景気の節目もカバーしてくれる。
つまり、変分がゼロから離れるときは人々の期待値よりも現実はさらにずれる。要するに景気上昇時には上にずれ、下降時には下にずれる。景気の転換点では、人々の過剰な期待(または失望)に関わらず(当然ながら)現実は変化するので、人々は有りもしない山を登り、無い谷を下る。(だから転換点の判断が遅れる)

ではこの法則は何を教えてくれるのだろうか?

実は期待しているようなことは何も教えてくれない(文中の「定理」も同様だ)。「法則が景気判断に中立に書ける」と言うことは、(少なくともこの法則は)「景気判断に何の役にも立たない」のと同義である。転換点の判断もできないのに、「景気上昇時には強気派の、下降期には弱気派の見通しを重視すべきだ。」といっても何も言っていないのと同じである。どっちなのか判断がつかないのが前提なのだから。こういう風に順序をいじって、破綻している論理を一見もっともらしく見せるのは似非科学の手法の一つだ。覚えておくとためになるかもしれない。(本記事と似非科学は全くの無関係だが。)

文中、唯一賛同できる部分は「思い切って自ら判断を下さなければならない」。ここだけは賛同する。

それにしてもたぶん偉い人なのだろうが、経済紙に記事を書く以上はもう少し論理学(または数学)を学んで欲しい。逆に偉い人だから周りがだめ出ししないのかもしれない。だとすれば王様は裸だ。

先日同じ欄(?だったか?)で「日本人のノーベル経済学賞が出ないのはなぜだ。」みたいな記事を見たが、まあ当たり前だと思う。(一応)経済紙がこんなん載せるようじゃ、レベルがしれる。逆にうかつに出てもらったら困る。(前[Pi---]のように恥の輸出になるのが恐ろしい。)イグノーベル賞ならOKだけど。(あれはほほえましい。個人的には粘菌の”あれ”がイグノーベルなのは納得いかない。かなり示唆的だと思うのに。生物は思っているより簡単な法則に支配されているのかもしれない。)

このくらいなら数理解析どころか、高校生レベルだ。微分がわかればOK。

繰り言

なにやら、昨日は結構な数の人に来ていただいた。ほとんどがRSSかお気に入り経由であるため、おそらく、たまにする政治的な話を期待していただいたのかな?と想像する。(気のせいかも知らんが)で、以下の話。

この話は、今の事件が起きる前に全て話したような気がする(これ とかこれ とか)ので、今更、特に話す必要性を感じなかったのだが、まあ、需要があれば?繰り言とは言え、あえて話してみよう。

さて、皆様ご承知とは言え、世の中にはバカと、間抜けと、かすがある(無論それ以外もある)。もちろん、「悪口」としての話だが。

「バカ」とは、要するに能力のない人である。(個人的な定義だが)つまり、求めても無駄な人でもある。
「間抜け」とは、能力があっても(たまたま)その機会を逸した人である。(そういうことは割とよくある。)
「かす」とは、能力があってその上、やる気と機会も認識した上で、やらない人である。

さて、仮に上記の定義を受け入れた上で、今回の政府の対応はどれに当てはまるのであろうか?
公式発表上と、それに疑いを持つ人で大きく違いそうだが、間抜けか、かすであろう(そうでないとつらい)。
正直どっちでもいいのだ、個人的には。結果的に役に立たないから(「政治は結果責任」というのが私の考えなので)。「役に立たない政府」、「私たちに害を与える政府」について、私たちは排除する権利があると(私は)考えている。そのために選挙制度があり、その他の制度もある。

それを認識した上で、くだらない政府には(対応する)くだらない私たちがある(あなたの投票先が何処であっても)。今の政府に投票しなかったからと言って自慢しない方がいい。それより「もう少し賢い次の政府」を考えた方が健全だ。たぶん存在しないあなたの「理想の政府」に期待するよりも遙かに精神的にもいい。

ただし、英雄を求めてはならぬ。それは仮に短期的に有用であっても、長期的には害悪である。ちょうどデモを報じない大手マスメディアのように(正直、今のあれも、もう長期的には害だろう)。私たちは残念ながら急速に賢くなったりしない。(でも徐々に賢くなったと思いたい、けど厳しいかも。)

私は日本人を、かすとも、バカとも思っていないので。

iTune 10.0.0.1 update Trouble

iTuneのアップデート時にトラブルがあったので対処法の記録

今日、iTuneを起動するとアップデート表示が出た。いつものようにアップデートしようとすると、「iTuneが停止していない」との表示が出る。iTuneを落とすのだが、いっこうに消えない。おかしいと思ってアップデートを中止する。

端末を開いて
ps aux | grep iTune
とやると、iTuneが落ちていない。おそらくMacOSのバージョンアップに伴うiTuneとの不整合だろう。(これを解消するためのiTuneのアップデート?)killで落とすと表示が消えた。(若干のタイムラグがある。)iPhoneをつないだままだと再起動してもiTuneが自動起動するだろうから、よくわからない人ははまるんじゃないかな?まあ、iPhoneはずして再起動すればいいだけだが。

今これを書いている時の現象だが、
Mac版Safari v5.0.2でアメーバの簡易カラーパレットの挙動がおかしい。ノーマルのカラーパレットはきちんと動くが、簡易版は反応しない。Safariのソースコード表示はどうやるんだ?わからん。ので、想像だがおそらくjavascriptへのリンクがらみのバグか、Safariの仕様変更orバグだろう。アメーバの方は変わっていないだろうから、後者の可能性が高いが。