こんにちは、コーストF1の佐野です。名車百景、という感じで今回も行きたいと思います。で、今日はこの車!!!!
はい、初代のBMW7シリーズです。昔のカーグラをあさっていたら出てきたので、スキャニングしてみました。というわけで、二玄社様、ここは一つお目こぼしを・・・。85年ごろのカーグラの写真です。ちなみに、この豪快なドリフトを決めちゃっている当のドライバーは若き日の「吉田匠」さんです。男なら黙ってスポーツカーの著者ですね。この頃から、こんなくるまでやんちゃしちゃう人だったんですねぇ。
さて、7シリーズというと最近新型が出たばかり。その根源はこの車です。E23型といって、1977年に出た車です。その中でも写真のモデルは745iというターボモデル。最近まで殆どターボモデルがなかったBMWの中では珍しい部類でした。3.5リッター6気筒にターボを足して4.5リッター相当(3.5に当時のレースでいう、ターボ係数を掛けた)となることから、そのネーミング、というのは結構有名な話です。
今でこそ、そう珍しい車ではない7シリーズですが当時は珍しく、強めのハの字キャンバーを示すリアタイヤが強烈なパワーで加速していく様は、かなり印象深いものでした。お尻が結構沈むのもこの頃のBMWの加速体勢の特徴です(その後日産シーマがそんな雰囲気で出ましたね)。
ついでに、ちょっとBMWを知る人だと解ると思いますが、この形の745iはもう一種類あり、右ハンドルで南アフリカ生産、5MTで搭載エンジンはM1やM5といったスポーツモデル由来のM88型という「直列6気筒ツインカム24バルブ6連スロットル」なる強烈なスペックの持ち主というモデルがありました。こっちは286馬力もあり、ターボ745の252馬力を大きく上回りました。トルクはターボモデルが370Nmくらいありましたけどね。もし、このNAの745を見つけたら無茶レア車です。さらにレア車は正式なカタログには無いようですが、アルピナのエンジンチューンを掛けた7シリーズがあったようで、こちらは300馬力トルク500Nmという今であっても化け物のような車だったようです。
ちょい昔の車って意外とアバウトな生産体系だったりもするので、こういったレアが生まれます。
しかし当時のスーパーセダンも今の7シリーズと比べたら鈍足になってしまいます。たった20数年でこれだけ変わるんだから車の発展も凄いですね。もう20年経ったらどうなるやら・・・でもボクはこの70年代設計のBMW、大好きですよ。人が作っている感じが物凄い伝わりますからね。
人が運転する車ですから、やはり人間らしさがあることをこれからもボクとしては求めていたいと思います。