2024年度 会員総会
6月15日(土)午後
会場/日本工学院
13:00~会員総会
14:30~第37回研究会
「演劇の教育的意義について」
講師/照屋洋 氏(こども教育宝仙大学教授、元東京都中学校教員)
どなたでもご参加いただけます。
参加費/500円(会員は無料、当日入会者を含)
※入会金 1,000円、年会費 2,000円
演劇には、子どもたちが成長する上でさまざまな効果があることが指摘されています。しかし、日本の学校教育で演劇に触れる機会は、(音楽や美術のような)教科・科目としてではなく、学芸会や文化祭、部活動といった特別活動であることがほとんどです。「演劇を教科に」という運動は以前からありましたが、未だに実現していません。
演劇が教育現場で広く取り上げられるようになるには、以下の二つが必要であると私は考えています。
・日本で演劇が教科目にならなかった歴史的経緯をつまびらかにすること
・教員養成に資する「演劇教育学」研究室が大学に置かれるようになること
演劇教育が職業として日本の社会で成立するようになれば、演劇を学ぼうと志す若い人の背中を押すことにつながります。その礎をつくる一端を(地域の教育に演劇を通して貢献しつつ)担ってゆくことが私の希望です。